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とり天 ~大分別府発祥の郷土料理。とり天粉と下味調味料液を使って作ってみた

更新日:

大分県別府市といえば?温泉地ならではの地獄蒸し?関あじ・関さば?大分の海産物がどっさりのったりゅうきゅう丼?

かぼすや豊後牛、餃子や豚まんなども最近は有名だそうです。

そんな別府グルメの中でも最も有名なのが、テレビなどでも取り扱われることの多くなったとり天。

讃岐うどん屋で販売されたり、全国展開のチェーン店で期間限定メニューとして登場したり、ファーストフードで期間・地域限定バーガーとして登場したりと、様々な場所で活躍の場を広げ、大分県別府市以外でも身近なメニューとして親しまれるようになりました。

インターネットで検索すれば、美味しいお店だけでなく、家庭の食卓で美味しいとり天が楽しめるレシピを見つけることもできます。

今回は、別府で生まれた美味しいソウルフード、とり天についてご紹介したいと思います。

品名とり天
都道府県大分県
ジャンル郷土料理揚げ物
食べた場所自宅

 

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自宅で作ってみた!

というわけで、自宅でとり天を作ってみるべく、とり天粉と下味用調味液を購入してきました!

とり天を作るのは初めてなので楽しみです!

 

別府市内のスーパーで購入しました。

とり天粉が150円、調味液が450円、くらいだったかな?からあげ粉とかと比べると、ちと高いですね・・・。

ただ、とり天粉は1回1袋使いますが、この調味液1本で3回分(1回あたり鶏肉1㎏として)作れます。

なので1食あたり300円ほどって感じですね。

とり天粉と下味用調味料

とり天粉の原材料表

下味用調味料の原材料表

作り方はとっても簡単!

とり天の作り方

まず、鶏肉を調味液に10分ほど漬け込みましょう。

鶏肉1㎏に対し、調味液は100mlほど使用します。

とり肉に下味用調味料をかけている

その後、とり天粉1袋と水を150㏄入れてよく混ぜます。

鶏肉にとり天粉と水を入れる

で、熱した油で3分ほど揚げれば・・・

鶏肉を油で揚げる

とり天の出来上がり!

レモンを添えてみました。

とり天とレモン

ポン酢に付けていただきます!

とり天をポン酢に付ける

 

思っていたよりも鶏肉そのものに下味がしっかりと付いていて、ポン酢とよく合います。

衣も、ふわっとさくっとした感じに揚がっていて美味しい!

別の日にお弁当にも入れてみましたが、冷めていても美味しくいただけました。

自宅で簡単に作れるのは、とってもありがたいですね。

 

トクさん
同じ大分特産の、カボスを絞ったり、柚子胡椒をつけて食べても美味しいぞ!
大分の鶏料理といえば、中津からあげ宇佐からあげもすっごく有名だよね♪
メイさん

 

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とり天の発祥

とり天

別府市にて1926年(大正15年)に開業した「レストラン東洋軒」。

帝国ホテルを経て宮内庁に入ったのち、大分県で初めてレストランを開業したという創業者が中華料理をヒントに生み出したのが「とり天」です。

昭和初期のレストラン東洋軒のメニューで「炸鶏丸」として「鶏ノカマボコの天麩羅」として説明されています。

 

1953年(昭和28年)開業の別府市内の洋食店「三ツ葉グリル」(現グリルみつば)の当時のメニューにもとり天が登場しており、この店が元祖と紹介されることも多いです。

しかし、「三ツ葉グリル」の創業者は「レストラン東洋軒」の出身であるので、現店主も「レストラン東洋軒」が起源であるとしています。

 

大分市や大分観光協会のウェブサイトでもとり天の起源について言及しており、1962年(昭和37年)の大分市内の食堂で誕生したと紹介していますが、年代としては別府市の方が古くなります。

 

どちらが発祥なのかはまだはっきりとはしていませんが、このように発祥が別府市か大分市かで言い争ってしまうあたりからも、とり天がどれだけ大分県で愛され親しまれているかがよくわかります。

皆とり天が大好きなんですね。

 

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とり天の特徴と調理法

とり天とポン酢

鶏肉を一口大に切ったものに、醤油やおろしニンニクで下味をつけたものを、小麦粉を卵や水で溶いたころもに着けて揚げたものをいいます。

とり天に使われる鶏肉の部位はもも肉、胸肉、ささみなどです。

別府の元祖とされるレストラン東洋軒では片栗粉も加えられています。

 

タレはポン酢、酢醤油に練りからしを溶かしたものが一般的ですが、大分でとり天と同じく親しまれているかぼすをポン酢に使ったり、かぼすを添えたりもします。

 

大分県民に愛されたとり天は、レストラン・定食屋・喫茶店・居酒屋・弁当屋など色々な場所で提供される定番料理です。

大分ではあまりにもメジャーなソウルフードなため、全国各地で食べられると思っている大分県民も少なくないとか。

お店によってこだわりの違う味付けや調理法で、同じ「とり天」でも食べるお店によってそれぞれに違う味わいを楽しむことができます。

 

大分県の鶏肉消費量は全国的に見ても多い方だといわれているのは、からあげ、とり天がよく食べられているからなのでしょうね。

 

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とり天を食べるには

別府といえば温泉の町として有名ですね。

駅前からの大通り、路地裏、温泉神社の近辺などではとり天を始めとする別府の郷土料理を楽しむことができます。

 

前述したレストラン東洋軒を始め、様々な店でとり天を食べることができるので、実際に別府の町で食べ歩いてみるのがおすすめです。

ふんわりとしたとり天、からりと揚がったとり天など、バラエティに富んだとり天が存在するので、試し甲斐があります。

 

しっかり下味のついたとり天は、冷めても美味しいと評判です。

偶然買ったお弁当や定食屋などでおいしいとり天に遭遇することもありますし、ふらりと立ち寄った総菜店などでテイクアウトして味わったりと、様々な形で個性豊かなとり天と出会うことができるでしょう。

 

また大分のスーパーには、自宅で美味しいとり天が作れるよう、とり天粉やとり天の下味用調味料が販売されています。

これを買って帰って、自宅で美味しいとり天作りにチャレンジしてみるのもいいですね。

 

とり天やその調味料などは通信販売で購入することも可能です。

在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。

「とり天」楽天市場の検索結果


「とり天」Yahoo!ショピングの検索結果


「とり天」Amazonの検索結果

 

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最後に

大分のソウルフードとり天。

食べてみたくなりましたか?

一般的に安価な胸肉で作っても美味しいとり天は、自宅で食べても美味しいし、ダイエットや節約の強い味方にもなるでしょう。

しかし、とり天のルーツがあるのはやはり大分県別府市です。

美味しい本場・本物のとり天を楽しみに、大分県別府市へ遊びにいってみませんか?あなた好みのとり天に、きっと出会えるはずです。

 

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