熱くなる季節にもってこいの麺といえば素麺。
どんなに暑い時でもつるっとしたのどごしでたくさん食べれてしまいますね。
そんな素麺、兵庫の播州素麺・奈良の三輪素麺・香川の小豆島素麺が三大素麺といわれ有名です。
今回はその中でも小豆島の素麺にスポット当て、見た目も鮮やかなオリーブ素麺の特徴や食べ方などご紹介したいと思います。
目次
三大素麺のひとつ・小豆島素麺
瀬戸内海に浮かぶ小豆島。海と自然も豊かで温暖な気候の土地です。
瀬戸内の海上交通の要所でもあったので昔から小麦に塩・砂糖なども手に入りやすい特徴がありました。
小豆島に素麺の製法が伝わったのは1600年ごろのことです。
島民が伊勢参りの道中で素麺発祥の地・三輪へ立ち寄りその技法を持ち帰ったとされています。
麺の熟成や乾燥に適した島の気候に瀬戸内海でとれた天然の塩、讃岐平野で作られる小麦粉、島で作られるゴマ油、そして清流の水。
素麺づくりの技法と土地の性質が相まって瞬く間に島の一大産業に成長していきました。
島の特産物同士の結びつきが生んだ傑作がオリーブ素麺
素麺の材料として小麦粉や水や塩はすぐに思いつくかもしれませんが、ごま油?と疑問に思った方のいるのではないでしょうか。
油は素麺づくりに欠くことのできない大切なものです。
素麺独特のあの細さ、それを作り出すのが油なんです。
細く伸ばしていく段階で油を表面に塗っていきます。
そうすることで表面の乾燥を防ぎつつより細く伸ばしていくことができるんです。
そしてその油が風味となるうえ、麺の酸化防止になり品質を長期間保つことができるようになります。
小豆島素麺はふつうならここでごま油が使われますが、島の特産であるオリーブを使ったのがオリーブ素麺です。
小豆島がオリーブの生産地として有名なのは知っている方も多いですよね。
地中海に似た気候を持つ小豆島は、日本のオリーブ発祥の地なんです。
オリーブから作られるオリーブオイル。
これを使わない手はありませんね。
中には油だけではなく、オリーブの葉から抽出した茶水を生地に練りこんだ、オリーブの茶葉素麺という見た目がきれいな緑色をした素麺もあります。
ポリフェノールがふんだんに含まれている茶葉素麺は健康ブームの昨今注目を浴びています。
オリーブオイルは熱に強い特性があります。
ですので茹でてもその成分がちゃんと残って摂取することができるのが強みとなっているのです。
アレンジ自由自在!お気に入りは和風?洋風?
オリーブ素麺には乾麺のほかに半生麺もあります(現地では生素麺も楽しめます)。
半生のほうが日持ちはしないものの、乾麺よりもコシが強いのが特徴です。
そして食べ方もオーソドックスに、冷たいつけ汁で味わうスタイルだけにとどまらないアレンジ力が魅力なんです。
オリーブの風味を感じる麺ですから、トマトやチーズなどとも相性抜群です。
お皿に麺を盛り付け、トマトやキュウリ、バジルなどを飾ってトマトソースをかければ冷製パスタ風な一品になります。
シンプルに温玉ぶっかけなんかも最高ですよ。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
100gあたり339kcal
賞味期限は?
製造から2年
食べた感想
というわけで、高松市のスーパーにてオリーブ素麺を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました
歯ごたえがよく、つるんとしたのど越しでさっぱりと食べられて美味しい!
やはりオリーブのせいか、時間が経っても面が絡まらないのもビックリ。
色合いもきれいだし、いい素麵ですね~。


通販で買える?
小豆島 オリーブ素麺は、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれどなかなか行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
今回は小豆島のオリーブ素麺を取り上げてみました。
おうち時間がまだまだ続きそうな今、いつもと違った素麺なんていかがですか?
簡単アレンジで自分好みに召し上がってみてください。
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