香川県で作られている「丸亀おいり」というお菓子を知っていますか?
最近SNSで話題にもなったので見たことのある方も多いかもしれません。
しかし、香川県のものだと知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。
今回は、香川の郷土菓子、おいりの特徴や由来、カロリー、食べた感想などについてご紹介させていただきます。
品名 | おいり |
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都道府県 | 香川県 |
ジャンル | 郷土菓子 |
製造者 | 複数社あり |
原材料 | もち米、上白糖、膨張剤、着色料、香料 |
賞味期限 | 約3か月 |
カロリー | 100gあたり259kcal ※目安 |
購入した場所 | 高松市内のスーパー |
目次
どんなお菓子?
おいりは、もち米と砂糖からできている餅菓子です。
一晩水に漬けたもち米を蒸してから砂糖を混ぜ、平らに伸ばしたものを天日干しし、乾いたらさいの目にカットされ、釜で煎っています。
煎ることでプクッとまるく膨らんでおいりの形になります。
生地の時に色を付けており、とてもカラフルでかわいらしい見た目をしています。
このお菓子は干す作業がとても大切なんです。
伸ばしたときと、さいの目にした時の2回、干す作業をおこなっており、その時の気候に応じで乾く時間は変わってきます。
長い時は1週間かかることもあるんです。
干し方にムラがあったり、乾きすぎたりするときれいな形に膨らまなくなってしまいます。
そこが職人の技の見せ所というわけです。
食べた感想
というわけで、高松市内のスーパーでおいりを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
中には色とりどりのおいりと、小判型をしたおいり小判が2枚入っています⇩
例えるなら、ひなあられのような味をしていますが、甘さはぐっと控えめになっています。
中は空洞になっているので、噛むとカリッと薄い殻が割れるような軽い食感で、口の中でスッと溶けてしまいます。
見た目はかわいらしく、優しいお味のお菓子でしたよ。


おいりの歴史と由来
おいりの誕生は1587年といわれています。
讃岐の国・丸亀の城主に初代生駒親正が任命された頃です。
城に姫がお輿入れすることが決まり、領内の百姓が煎った5色のあられを献上したところ、それを城主がとても気にいったのです。
それ以降、婚儀の際には「お煎りもの」として用いられることが定着し、いつしか「おいり」と呼ばれるようになりました。
「おいり」には「煎る」と「嫁に入る」の二つ意味がかけられているのです。
今では結婚だけにとどまらず、出産・ひなまつり・新築祝い・長寿祝いなど数々のお祝いの場に登場しています。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
100gあたり259kcal ※目安
賞味期限は?
約3か月
通販はできる?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は香川県で昔から伝わる伝統的なお菓子「おいり」をご紹介しました。
お餅を煎ったお菓子なので日持ちします。
お土産にもピッタリです。
また、最近ではソフトクリームの上においりをトッピングしたおいりソフトクリームがSNSで話題となっています。
カラフルなお入りが映えバツグンと一気に若者に知れ渡りました。
そのため、香川県内だけではなく東京などのお店でも食べることができるお店もあるんですよ。
気になる方はチェックしてみてくださいね。