みなさんはかまぼこと言ったらどんなものを想像しますか?
多くの人は紅白の板付きのかまぼこをそうぞうするのではないでしょうか?
そんなかまぼこのなかでも、昆布が巻かれた一風変わったものが富山にはあります。
今回は、昆布巻きかまぼこの特徴や食べ方、カロリーや賞味期限などをご紹介していきます。
目次
富山名産の昆布巻きかまぼこ
富山県では昆布が巻かれ、切った断面が「のの字」の模様になっている蒲鉾があります。
このかまぼこは江戸時代の終わりごろから作られ始めたといわれています。
富山湾でたくさん獲れる白身魚と、北前船交易で北海道から富山に来た昆布を合わせて作られています。
昆布に練り物を巻き付けていく方法で作られているので、板はくっついていません。
富山の人からしてみると「なぜ蒲鉾が板についているんだ?」と疑問に思うそうです。
どうやって食べるのがおいしいの?
練り物に昆布のうまみがいきわたっているので、そのまま食べるのが一番おいしいといわれています。
そのうつくしい見た目なので食卓に並んでも目を引きますよね。
シンプルにわさび醤油につけたりするとさらにその風味がより引き立ちます。
通は焼いて食べたりもします。
火を通すことでコクをだすことができるからです。
そこに大根おろしを添えてポン酢をたらせばあっという間に一品出来上がりです。
お子さんが喜ぶのはパン粉をつけたかまぼこフライ。
ケチャップやタルタルとも相性がばつぐんです。
食べ方は和だけに留まりません。
オリーブオイルを垂らして、チーズやアンチョビと一緒に…。
これはワインと一緒に頂きたくなってしまいますね。
昆布だけじゃない、富山のかまぼこのいろいろ
昆布の黒と白のコントラスのの巻かまぼこだけではなく、富山のかまぼこはバリエーションは様々です。
赤い皮で巻かれた「赤巻」に青い皮で巻かれた「青巻」、緑の皮で巻かれた「よもぎ巻」などなど…。
そのほとんどが天然のもので色づけられています。
色とりどりのかまぼこが並んでいると食卓が華やかになりますね。
招いたお客をおもてなししたいという富山の人たちのこころが生んだかまぼこたち。
おせちなどに入っていても一層楽しめそうですね。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
100gあたり99kcal
賞味期限は?
要冷蔵で約20日
食べた感想
というわけで、富山市のスーパーで昆布巻かまぼこを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
そのまま実食!!
思ったより硬く歯応えがある昆布がかまぼこに渦を巻くように入ってます。
味は昆布の方が強く、一緒に食べるとかまぼこと混ざりあって程よい味わいになります。
2日目には天ぷらにして食してみました。
天ぷらにすると味が少しまろやかな感じになりました。
子供は天ぷらの方を絶賛!!
そのまま食べると昆布巻かまぼこの味を濃く感じますし、天ぷらだとまろやかな感じになります。
食べ方は好みによるかなぁ~!!
通販で買える?
今回は富山のおもてなしの心、昆布巻かまぼこをご紹介しました。
こちらの商品はネットでも多数のお店がそれぞれのお店自慢の蒲鉾を取り扱っています。
食卓のおかずの新たな一品として、お酒のお供として、または親しい人への贈り物に。
1本から箱に入ったら贈答用まで用途を選ばない一品です。
気になったかたは是非調べてみてください。
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