味だけでなく見た目でも楽しめるのが和菓子の世界。
更にこちらの富山銘菓は名前も独特な食感も楽しめます。
今回は富山銘菓、月世界のカロリーや賞味期限、特徴などについてご紹介させていただきます。
目次
月世界の特徴と歴史
暁の空に浮かぶ淡い月影にも似ている。
月世界と名付けられたその銘菓は1897年創業の月世界本舗で製造販売されています。
「月」とあるので最近作られたものと思われていた方も多いのでは?
明治30年創業の老舗の和菓子屋で100年以上も前に生まれ、富山の方々に愛されてきたお菓子なのです。
鶏卵と和三盆糖・寒天・白双糖を煮詰めて作られた糖蜜を材料に乾燥させて作られた干菓子です。
口に入れるとゆっくり静かに溶けていって、それこそが月世界ならではの食感なのです。
なかなか他の和菓子で味わうことはないでしょう。
夜明けの立山の峯にうかんだ淡い月影から着想を得た創業者の創案で作られたとか。
見事に表現されていますね。
月世界とパッケージ
箱に入った個別包装のパッケージは「銘菓月世界」と記されただけのシンプルさ。
むしろ潔いまでのシンプルなところがかっこいいですね。
何十年も変わっていないということですが、パッケージの可愛さに惹かれて選んだという方もいらっしゃるでしょう。
創業者の方には先見の明があったのでしょうか。
湿気が大敵のお菓子ですから、4セット2個入りで入った細長い箱の中身は、いずれもビニールがかかっています。
ビニールを開けたらすぐにいただいてください。
湿気てしまうと月世界のサクっとした食感は失われてしまい、本来の良さが半減することとなるのです。
月世界の姉妹品
月世界のパッケージ後ろには、月世界の説明と共に「まいどはや」というお菓子についての説明も書かれてあります。
こちらも形は月世界と似ているのですが、どうやらこちらの食感はマシュマロのよう・別物なのです。
柚子味とゴマ味の2種類の展開をもつ「まいどはや」もぜひ試してみてください。
やはり個包装のパッケージは「越中方言まいどはや」、ステキなパッケージデザインはどなたが考えているのでしょうか。
「まいどはや」というのは越中の方の挨拶言葉で「お元気ですか」「お変わりないですか」など思いやりの気持ちがたった5文字の中に含まれているのです。
大切な方へのお土産や贈り物として、こちらもおすすめです。
月世界は1本4個入り486円、まいどはやは6個入り1112円からネットでの購入も可能です。お試しください。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
100gあたり39.6kcal
賞味期限は?
製造から1ヵ月
食べた感想
というわけで、富山駅にて月世界を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
持ってみるとすごく軽い!!
口の中に入れると、サクッとして甘い、フワフワのメレンゲを食べているような食感で口の中で溶けていきました。
味は甘い卵の味。
それもそのはず、原材料が砂糖と卵と寒天だけ。
とてもシンプルな味わいでした。


通販で買える?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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