福井県で愛されている和菓子「羽二重餅」を知っていますか?
一度食べるとやみつきになってしまう人も多いこのお菓子、歴史がとっても古いものなんです。
今回は、羽二重餅の特徴や歴史、カロリーや賞味期限についてご紹介します。
品名 | 羽二重餅 |
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都道府県 | 福井県 |
ジャンル | 和菓子、餅菓子 |
製造者 | 複数社あり |
原材料 | 餅粉、砂糖、水飴、でんぷん |
賞味期限 | 約1週間 ※真空パック品は約40日間 |
カロリー | 1個(約22g)あたり70~80kcal |
購入した場所 | 福井駅 |
目次
羽二重餅の特徴や歴史
羽二重餅は餅粉と砂糖と水飴、それから打ち粉に使う馬鈴薯でんぷんのみでできたとてもシンプルな和菓子です。
まず餅粉を蒸し上げます。
そこに砂糖と水飴を加えて練り上げるのです。
特徴はその柔らかさと食感です。
楊枝で持つとふにふにと柔らかい。
まるで赤ちゃんのぽっぺたみたいです。
その歴史は古く、100年以上前からあるお菓子です。
はじめて羽二重餅が作られたのは1847年のことだといわれています。
当時の福井では羽二重織という織物が盛んにつくられていました。
養蚕から作られる絹織物が名産だったのです。
しかし生産された織物はそのほとんどが貢物として献上されるか、海外へ輸出されていくばかりで市民の間でやりとりされることはありませんでした。
そこでもっと庶民でも手が出せるような名産品を作ろうと試行錯誤の上完成したのが羽二重餅です。
まるでの絹のようになめらかなお餅。
今では福井県が誇る銘菓になっています。
食べた感想
というわけで、福井県に行った際に羽二重餅を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
とにかくプルプルモチモチの食感がすごいです!
口に入れるととろっと柔らかく溶けていくようになくなってしまいます。
溶けた後にはお米の甘さが余韻で残り、上品な食感と甘さのお菓子です。
シンプルなお餅なのに甘さも程よく何個でも食べられちゃいます。
うちの子供達はとても大好きで9個入りを頂いたけど家族で食べると一瞬でなくなりますね~!!
伝統をまもって作り続けられるお菓子
いま福井で羽二重餅といえば「松岡軒」の名前がでてきます。
元は織物屋だったのですが、織物業界の浮き沈みで先々を考え和菓子屋に転身したというお店です。
それも織物として羽二重織を扱っていたから。
扱う商品を変えても織物から全く違うものを取り扱うのではなく繋がりのあるものを作り続けたいと考えたんですね。
松岡屋が羽二重餅を作り始めたのは1905年のことです。
砂糖の割合がちょっと多いだけでも食感が違うものになってしまう。
最大の特徴を守るため、今でも創業当時からの作り方を守り続け職人の手によって作り続けられています。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
1個(約22g)あたり70~80kcal
賞味期限は?
約1週間 ※真空パック未開封のままで約40日間
通販で買える?
羽二重餅は、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか?
歴史の深い福井の銘菓「羽二重餅」をご紹介しました。
余計なものが一切含まれていない生菓子なので賞味期限は短いものがほとんどです。
現地でも手に入るほかお取り寄せもできるので気になる方は調べてみてくださいね。