全国に数々の特産品がありますが、この名前は忘れることはないでしょう。
パッケージもおもしろい、富山の「甘金丹」。
今回は、甘金丹のカロリーや賞味期限、由来や特徴などについてご紹介させていただきます。
目次
甘金丹の名前とパッケージの由来
富山と言えば薬売りが有名ですが、パッケージはまさに置き薬をイメージしたものです。
甘金丹もそう、「かんこんたん」と読みます。
実は反魂丹(はんごんたん)という富山の薬の中で特に有名な胃腸薬があり、それが元となっているのです。
江戸時代にお殿様も愛用されていたとか。
現在も人気のお土産であり薬問屋で手作り体験もできますよ。
コロコロと丸い形には共通するものが、反魂丹に似ているけれど甘いし金色だからこそ甘金丹となったのでした。
レトロな雰囲気は中身が無くなった後に小物入れとして利用される方もいらっしゃるでしょうか。
その地域の文化や風習から生み出されることとなる特産品、富山だからこその銘菓です。
甘金丹の特徴
甘金丹の正体ですが、良い意味で裏切られます。
決して薬臭い・苦いということはなく、むしろふわふわしっとりで、小さなお子さんも思わず笑顔になってしまうでしょう。
しっとりとした食感のスポンジ生地の中に、濃厚なカスタードクリームがたっぷりと入った蒸し菓子です。
きめの細かさは独自の製法によるもの、カスタードクリームも自家製で、なめらかに炊きあげられています。
富山の美味しい水も使われています。
全国菓子大博覧会にて「金賞」を受賞しています。
全国推奨観光土産品審査会推奨の味は、富山にお越しの際にはぜひ選んでいただきたい自慢の品です。
製造販売するのはリブランというお菓子屋さん。
創業55年の老舗で富山市に本店があります。
ケーキに和菓子・焼き菓子とその他にもさまざまなお菓子を作っていますが、こちらが特にご好評いただいているみたいです。
甘金丹のお値段と購入方法
カスタードが贅沢に使われていることもあり、1個162円とそれなりの価格はします。
大切な方へのお土産にいかがでしょう。
小箱に入ったものだと172円となるので、自分用とお土産で買い分けすることをおすすめします。
リブランの本店だけでなくマルシェ店や富山駅・やかもち蔵などで購入することができます。
なかなか富山まではちょっとということであれば、インターネットでの販売も行われています。
3個入りや6個入り・8個入りもあるので、お好みに合わせてご注文いただけます。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
1個あたり139kcal
賞味期限は?
製造から10日
食べた感想
というわけで、富山駅にて甘金丹を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
口の中に入れると、とろける様なフワフワの蒸しケーキの卵生地の中に、トロリとカスタードクリームが入っていました。
やっぱりこのカスタードクリームが決めてというか、濃厚でフワフワなきめ細かい生地にとてもマッチしています。
子供達も美味しいと、すぐなくなっちゃいましたね~。


通販で買える?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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