富山の和菓子といえば杢目羊羹(木目羊羹、もくめようかん)は全国的にも有名です。
その杢目羊羹を製造しているのは富山市西町に本店を構える、創業慶応二年より続く老舗和菓子店の鈴木亭。
県木でもある立山杉の年輪を、羊羹に表現したのが杢目羊羹であり、見事な木目模様になっています。
今回は、杢目羊羹の特徴や歴史、カロリーや賞味期限、食べた感想についてご紹介させていただきます。
品名 | 杢目羊羹(木目羊羹、もくめようかん) |
---|---|
都道府県 | 富山県 |
ジャンル | 和菓子、羊羹 |
製造者 | 株式会社鈴木亭 |
原材料 | 砂糖(国内製造)、小豆、白隠元、水飴、寒天 |
賞味期限 | 常温4ヶ月 |
カロリー | ミニサイズ1本あたり、157kcal |
購入した場所 | 富山市内のスーパー |
お値段 | ミニサイズ杢目 220円 (税込237円)、小型杢目 880円 (税込950円)、大型杢目 1,080円 (税込1,166円)、枠流し杢目1,400円 (税込1,512円) |
目次
杢目羊羹(木目羊羹、もくめようかん)を食べた感想!
というわけで、富山市内のスーパーにて杢目羊羹のミニサイズを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
お味の方は、強すぎる甘さではなくどちらかといえば控えめな甘み。
羊羹といえば濃厚な甘さが印象ですが、杢目羊羹の味わいはあっさりしてて手食べやすいですね。
また、通常の羊羹はある程度の弾力や硬さがありますが、杢目羊羹はそれらよりも柔らかいのも印象的でした。


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杢目羊羹(木目羊羹)の歴史
鈴木亭は1866年に創業した老舗和菓子店。
杢目羊羹は、慶応二年(1866年)創業当時から変わることなく現代まで受け継がれているお菓子です。
その歴史の長さは150年以上!
時代は大きく移り変わりましたが、鈴木亭のお菓子はいつの時代も、人の心と舌を離すことはありませんでした。
初代を務めた岩城茂助は、最高級品の羊羹を製造していた鈴木越後で15年間という長い間修業をしていました。
そして富山へ帰り、開業の際に考えたのが杢目羊羹です。
注目を浴びるような羊羹を思案していた時に、杢目羊羹が生まれました。
試行錯誤の上で完成した杢目羊羹。
深山幽谷の立山杉を思い浮かべてみた時に、羊羹にも木目模様を使えないかと考えて創り出したそうです。
杢目羊羹(木目羊羹)にみられる特徴とは?
どこを切っても現れる、美しく織りなす木目模様は、まさに杢目羊羹の持つ最大の特徴です。
製法特許を取得した全国で唯一の羊羹だそうです。
美しい見た目は木目模様だけではなく、キメが細かいのも特徴的、綺麗な羊羹なので見ても楽しむことができます。
また、杢目羊羹は縁起がいいお菓子ともいわれています。
縁起もとても良い羊羹と言われている理由は、杢目羊羹には木目模様があり年輪を刻むからです。
縁起の良い羊羹ですから、喜事だけではなく仏事にも選ばれています。


カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
ミニサイズ1本あたり、157kcal
賞味期限は?
常温4ヶ月
通販でも買える?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
まとめ
みんなから注目されるような、目を見張る羊羹が作りたい、鈴木亭初代の些細な発想から生み出されたのが、富山県の代表銘菓となる杢目羊羹です。
年輪を刻むことから縁起の良い羊羹としても重宝され、白隠元餡小豆を使い醸し出される木目模様は美しさが引き立ちます。
あっさりした甘味も杢目羊羹の持つ味わいの特徴であり、キメの細やかさや木目模様の美しさとともに、優しい甘さで心を奪われる絶品和菓子ですよ。
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