宮城県の名産品「ずんだ餅」を知っていますか?
宮城に行ったことが無い方でも、ずんだ餅を食べたことのある方は多いのではないでしょうか。
今回は、なぜ「ずんだ」と呼ばれているのか、ずんだ餅の歴史についても一緒にご紹介していきます。
品名 | ずんだ餅 |
---|---|
都道府県 | 宮城県 |
ジャンル | 和菓子、餅菓子、郷土菓子 |
製造者 | 複数社あり |
賞味期限 | 3日~30日 ※商品による |
カロリー | 100gあたり約200kcal ※目安 |
購入した場所 | 仙台駅 |
目次
そもそもずんだ餅とは?
ずんだ餅とは、すりつぶした枝豆を使い、餡と餅と絡めて食べる餅菓子です。
東北地方、主に昔の伊達藩の領土だった宮城県・岩手県南部・福島県北部・山形県で親しまれている郷土料理です。
その中でも特に宮城県の仙台が有名どころとして知られていて、「牛タン・笹かま・ずんだ餅」と3つ並べて三大名物と言われています。
ずんだは枝豆の餡のことです。
茹でて皮をむいた枝豆に砂糖を加えてすりつぶしています。
その餡にひと口大のお餅や白玉団子とからめて、ずんだ餅の完成です。
豆をつぶすことを「豆打(ずだ)」ということから「ずんだ」となったというのが語源と言われています。
諸説の中には伊達政宗が名付けたというのもあるんですよ。
食べた感想
というわけで、仙台駅にてずんだ餅を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
今回購入したのは、井ヶ田製茶のひとくちずんだ餅です。
ひとくち齧ると、枝豆の良い風味が口いっぱいに広がります。
やはり枝豆なので、普通の餡子よりも、自然に近い優しい甘みに感じますね。
素朴でシンプルな味わいなので、しつこくなく飽きにくそう。
これはこれだ!っていう、まさにご当地のお菓子でした。
ずんだ餅の歴史、技術の進歩が名を広める
ずんだ餅の発祥に関しては詳しいことはわかっていません。
が、戦国時代にはすでにあったということはわかっています。
枝豆の旬である夏の時期に、農家でよく作られていた料理の一つなのではないかと言われています。
いつしかそれが団子屋さんや餅屋さんなどで商品として愛されるようになり、夏の季節もの商品として定番となっていきました。
そこに転機が訪れます。
ずんだ餅本舗という会社が冷凍ずんだ餅を開発し、ふるさと小包としてお取り寄せ販売をはじめたのです。
期間限定だったずんだ餅が通年で味わえるようになり、現地に行かずともその味を堪能できるようになると知名度が一気に広がりました。
今ではずんだ餅本舗は営業していませんが、仙台に根付いたずんだ餅の文化は脈々とほかのお店が受け継いでいます。
食べ方は餅だけに留まらない
甘い豆の粒の食感が楽しいずんだ餅。
今ではお餅に合わせるだけではなく様々な形に進化を遂げています。
ずんだは餡なので、そもそも和菓子によく合います。
そのため、どら焼きや大福などにあんことして使われているパターンが結構あります。
ずんだ餡と一緒に生クリームを合わせて、豆っぽさを軽減させていることもあり、食べやすいと感じる人が多いようです。
そして乳製品との相性に着目し、ソフトクリームに餡を練り込んだり、シェイクにブレンドしたりもされています。
全国展開されているずんだ茶寮がさまざまな商品をラインナップして販売しています。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
100gあたり約200kcal ※目安
賞味期限は?
3日~30日 ※商品による
通販はできる?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は宮城県の三大名物のひとつでもある「ずんだ餅」についてご紹介しました。
今では全国的にも入手しやすくなった商品ですが、地元に行ける機会があるのなら「村上屋餅店」に足を運ぶことをおすすめします。
こちらのお店がずんだ餅を販売し始めた発祥のお店とも言われており、店内で出来立てのお餅を食べることもできるんです。
昔ながらの旧仮名遣いで「づんだ餅」としていまでも販売を続ける老舗の味をぜひ堪能してみてください。