新潟県の名物「バスセンターのカレー」をご存知ですか?
県内の1か所でしか食べれないカレーの知名度が全国区レベルになったのには、カレー好きの芸能人の力が関係しています。
今回はどんなカレーなのか、有名になった経緯もあわせてご紹介します。
目次
どんなカレー?
こちらのカレーを一言で表すなら「黄色い」です。
ごはんの横にルーをかけるのではなく、まるで中華丼のようにルーがご飯を覆うようにかけられているので、黄色いルーがさらに際立って見えます。
皿の端にはこれでもかという量の福神漬けが添えられています。
まるで子供のころ給食で食べたカレーに近い色をしていますが、味は甘くはありません。
玉ねぎとにんじんを豚骨スープでじっくり煮込んだところにカレーのルーを合わせています。
ルーももちろん手作りです。
小麦粉からじっくり炒めて、長年の味を守り続けています。
ちなみにご飯もカレー用にブレンドされたものを使っているそうです。
ピリッと辛さが効いているカレー。
辛味が口に広がったら福神漬けでお口をさっぱりさせながら食べるといいですよ。
ルーが結構多めにかかっているので、常連客は途中から味変することも多いようです。
それが卓上に置かれているソースやそばにかける七味。
味がキリッと締まるといいます。
どこで食べれるの?
「バスセンターのカレー」の愛称で長年親しまれているのは「万代そば」というお店で提供されているカレーです。
新潟県中央区にある、万代シティバスセンターの1階にある老舗の立ち食い蕎麦屋なんです。
路線バスだけではなく高速バスが乗り入れする場所なので、サラリーマンやバスで都会に旅行に行ったり、学校の休みで帰省する若者などが多く来店します。
訪れる人に共通しているのは時間が限られているということ。
スピーディーに提供され、さっと食べれる料理が望まれます。
食券を購入したら1分もしないで提供されます。
サイズがミニ・普通・大盛の3つから選べて、値段も390円・480円・560円とかなりリーズナブル。
女性に嬉しいミニサイズもあることから、立ち食いなのに女性の姿も目立ちます。
なぜ人気になったの?
看板メニューのそばを凌ぐ人気を誇るのがカレー。
実は創業当初はカレーはメニューに存在しなかったんです。
回転してしばらくたった頃に、お客さんの要望で提供されるようになったのです。
そのため最初からあるメニューだと思っている方も多いようです。
その味はメディアによって広められました。
カレーを愛する芸能人が、そのおすすめのカレーを紹介するという番組で、そば屋でカレーが食べられると放送されました。
その結果として、そばより注文が増えるようになります。
さらに、ご当地でしか食べられないものを取り上げる番組で、一気に全国にその名前が知れ渡ります。
観光客がカレーを食べることを目的に来るようになると、行列ができるほどの人気となりました。
ちなもに、これだけ人気になっても支店はありません。
あくまでも「バスセンターのカレー」で、ここにきて食べられることを店主が大事にしているからです。
カロリーは?
カロリーは?
100gあたり122kcal
食べた感想
というわけで、新潟県に行った際に、レトルトのバスセンターのカレーを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
この見た目の黄色さ、昔懐かしの給食のカレーを思い出します。
しかし、ピリッとスパイシーで意外にも大人向けの味で美味しい!
また、ドロドロっとした感じのカレーなので、家庭で作ったような食感もいいですね。
人気になるのも納得な、おいしいカレーでしたよ。
通販で買える?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は新潟県のご当地B級グルメ「バスセンターのカレー」をご紹介しました。
店舗ではTシャツなどのグッズのほかにレトルトになったカレーを購入することもできます。
故郷の味をいつでも食べたいという客の要望に応えて作られたものです。
帰ってきたときは立ち食いで、それがかなわないときはレトルトでその味を味わうことができます。
レトルトカレーはネットで購入することも可能です。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
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