香川と言えばうどんです。
しょうゆ豆に和三盆など他にも特産品はあるのですが、うどんほどのインパクトはありません。
讃岐うどんについて、もっと詳しく見て行ってみませんか。
今回は、讃岐うどんの定義や特徴、歴史、食べてきた感想についてご紹介させていただきます。
目次
讃岐うどんとは
全国的にうどんは食べられますが、讃岐うどんと言えば何といってもコシです。
硬いわけではありません。ほどよい弾力とモチモチ感が最高です。
そして出汁、伊吹島産のいりこ出汁が使われていることが多いです。
これがもちもちのうどんと相性抜群、2000年代までは香川で食べられるうどんを讃岐うどんと漠然と呼んでいましたが、今や讃岐うどんは全国区となっています。
讃岐うどんの定義
本物の讃岐うどんが食べたいのであればぜひ、「本場讃岐うどん」とか「香川県特産さぬきうどん」と表記されたものを選ぶようにしてください。
細かい基準が設けられており、今や讃岐うどんはきちんと定義されているのです。
全国生麺類公正取引協議会により、
・香川県内で製造されたもの
・加水量40%以上
・加塩量3%以上
・熟成時間2時間以上
・15分以内で茹で上がるもの
と5つの条件を満たしたものだけを、讃岐うどん、と呼ぶ基準が定められています。
讃岐うどんの歴史
特産品は、そこで当たり前に採れる材料を元として作られることが多いです。
讃岐の場合、気候的に小麦の栽培に適した地域だったのです。
すでに江戸時代にはうどんの専門店もあったようです。
全国的に知名度が上がったのは1960年代のこと、グルメ番組などで取り上げられることも増え香川と言えば讃岐うどんが当たり前となったのでした。
戦後から昭和初期ころからは、冠婚葬祭でもうどんが振る舞われるようになりました。
家を新築した際には、初めて入るお風呂でうどんが食べられるそうです。
年越しそば代わりに香川では年越しうどん、香川県民とうどんは切って切り離せない存在となっています。
讃岐うどんの種類
肉うどんやきつねうどんも無いわけではありませんが、もっと手軽に生醤油やつゆだけをかけて麺の味を楽しむのが讃岐うどんのスタイルだったりします。
軽く1杯だからこそ、うどん屋巡りなどの観光も広まったわけです。
讃岐うどんといえば釜玉を考える方も多いのでは、茹でたてで締めることなくうどんをどんぶりに入れて、卵を絡めて生醬油などで味付けして食べるやり方です。
釜揚げと玉子の合成語となる釜玉、意外と香川県民はあまりやっていないのです。
そもそもはお客さんが考案したメニューだったとか、歴史も長くはありません。
ですが今や発祥の地と言われる「山越えうどん」には連日長蛇の列ができ、香川のプロサッカーチームの名前は「カマタマーレ讃岐」です。
こうしてどんどん知名度を上げていったのでした。
食べた感想
というわけで、香川県の空港近くにある空海房にて讃岐うどんを味わってきました~。
今回は、人気メニューのとり天ざるうどんを注文しました。
まず、とり天の大きさにビックリ。
とり天だけでもお腹いっぱいになりそう。
麺はわりと太目で、のど越しがよく、もっちりしながらもコシがあって美味しい!
出汁つゆも優しく上品な味です。
とり天もジューシーでとっても美味しかったし、満福満足で香川県を後にしました~。
通販で買える?
讃岐うどんは、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれどなかなか行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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