博多の女というお菓子をご存知ですか。
「はかたのおんな」ではなく、「はかたのひと」と読みます。
福岡県福岡市で長年愛され続けているお菓子で、福岡土産の定番の1つとなっています。
今回は、博多の女の特徴や発祥についてご紹介します。
博多の女の特徴
博多の女は、しっとりと柔らかいバームクーヘンの中心部分に小豆羊かんが詰まった、和洋折衷のお菓子です。
一口サイズなので、お茶菓子として、お土産としてもぴったりです。
素朴で昔懐かしい味は、地元の子どもから大人まで幅広い世代に人気で、地元の人へのお土産にしても喜ばれるそうです。
博多の女の発祥
昭和47年に、和洋折衷のお菓子を作ろうと誕生したのが博多の女でした。
洋菓子の代表であるバームクーヘンと、和菓子の代表である小豆羊かんの組み合わせはまさに和洋折衷で、新しい時代にふさわしいお菓子として地元から愛される商品となりました。
博多の女が発売されてから3年後、山陽新幹線が博多まで延長し、博多の女はお土産用のお菓子として本州の人々にも知られるようになります。
山陽新幹線博多駅開業後、博多の女の売上は爆発的に伸びたそうです。
博多と言う文字が入っていたこと、和洋折衷で多くの人が好き嫌いなく食べることができたこと、小分け包装でお土産にぴったりだったことなどもあり、博多の女は爆発的に売上を伸ばしたのかもしれません。
色々な味の博多の女
卵の風味が香るバームクーヘンと、小豆羊かんの組み合わせが人気の博多の女ですが、博多の女あまおう苺ミルク味という商品があるのをご存知でしょうか。
あまおう苺を使用したバームクーヘンに、白餡にれん乳とホイップクリームを練りこんだミルク羊かんが詰まっています。
甘酸っぱい生地のバームクーヘンに、まろやかな甘さのミルク羊かんがベストマッチした商品です。
その他にも、期間限定の博多の女が何種類も発売されています。
バナナミルク味はバナナ味のバームクーヘンにミルク羊かんが詰まった商品で、バナナの甘さとミルク羊かんのまろやかな甘さが紅茶やコーヒーにぴったりです。
八女抹茶味は、八女抹茶ペーストを生地に練りこんだバームクーヘンに小豆羊かんが詰まっており、香り豊かでほろ苦い八女抹茶と甘さ控えめの小豆羊かんの組み合わせが人気の商品です。
そして博多の女発売40周年の節目に誕生したのがハチミツレモン味です。
レモン風味のバームクーヘンに、レモンとハチミツを練りこんだ白餡を詰めたハチミツレモン味はさっぱりとした味わいです。


二鶴堂と二鶴堂のお菓子について
二鶴堂は昭和27年に博多中洲に菓子舗として創業したのが始まりです。
伝統を大切にしつつ、新しいお菓子を創作するという創業当時の精神を受け継ぎ、現在も新しいお菓子を産み出し続けています。
昭和47年に発売された博多の女が有名ですが、平成になって発売された博多ぽてとや栗饅頭も人気です。
博多ぽてとは九州産のさつま芋を使用しており、甘みが出るまでじっくり焼き上げたこだわりの一品です。
スイートポテトとはまた違った美味しさのあるお菓子で、温めたり冷やしたりしても美味しく食べることができます。
栗饅頭は大粒の栗がゴロッと丸ごと1粒入っていて食べ応え抜群です。
創業者橋本富市の自信作で、根強いファンも多い商品です。
栗饅頭は本店や博多駅など販売店舗が限られているので、購入する際は注意が必要です。
買ってきました!実食レポ!
というわけで、福岡空港にて「博多の女 10個入 税込¥545」を発見!
実食するべく購入してきました。
パッケージには、その名の通り女の人の姿が。
1つ1つ包装してあるのは嬉しいですね。
まず、口に入れると、しっとりとしたバームクーヘンが良い歯ざわりです。
お味の方は、
素朴な甘さのバームクーヘンと甘さ控えめの小豆羊かんが昔懐かしい味をかもし出しています。
あっという間になくなってしまうので、いくらでも食べられてしまいますね。


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博多の女は、楽天市場などのインターネットでも手に入れることができます。
興味がある方は、是非お取り寄せしてみてくださいね。
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まとめ
福岡土産として人気の博多の女についてご紹介させていただきました。
バームクーヘンに小豆羊かんが詰まった博多の女は、甘さ控えめで昔懐かしいお菓子です。
期間限定の味もあり、お土産にすると子供から大人まで喜ばれること間違いなしです。
二鶴堂はもちろん、空港や駅でも購入することができるので、福岡を訪れた際はぜひ購入してみて下さい。