ふわふわで天使のほっぺみたい、マシュマロって幸せの味ですね。
最近はアウトドアブームの中、焼きマシュマロを楽しむ方も増えたのではないでしょうか。
岡山に、そんなマシュマロを日本で初めて使ったお菓子があるのです。
今回は、つるの玉子のカロリーや賞味期限、特徴や歴史などについてご紹介させていただきます。
品名 | つるの玉子 |
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都道府県 | 岡山県 |
ジャンル | 和洋折衷のお菓子 |
製造者 | つるの玉子本舗 下山松壽軒 |
原材料 | マシュマロ(砂糖、水飴、ゼラチン、卵白、カルミン酸色素、香料) 黄身餡(手亡豆(北海道産)、砂糖、麦芽糖、水飴、卵黄、ゼラチン、ベニバナ黄色素) 打ち粉(コーンスターチ) |
賞味期限 | 製造から14日 |
カロリー | 1個あたり55kcal |
購入した場所 | 岡山駅 |
お値段 | 2個入り 300円(税込) 8個入り 972円(税込) |
目次
つるの玉子とは?
岡山と言えばきびだんご、だけでなくその他にもさまざまな銘菓があります。
きびだんご以外にに大手饅頭・調布・そしてつるの玉子は四大銘菓と言っても良いでしょう。
見た目は真っ白で卵型のマシュマロ、その中に黄身餡が入ったのがつるの玉子です。
岡山市にある、つるの玉子本舗 下山松壽軒が製造販売しています。
本物のつるの玉子がこんな形なのかどうかは分かりませんが、和と洋が見事なまでに合わさった、全国的にも珍しい特産品なのではないでしょうか。
通常は白ですが、薄桃色バージョンもあります。
中身はやはり黄身餡、味も同じですが見て楽しませてくれますね。
食べた感想
というわけで、岡山駅にて、つるの玉子を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
口に入れると、マシュマロのフワッジュっとした溶けるような食感が最初にきて、黄色い餡が中から出てきます。
柔らかい回りのマシュマロと比べると、黄色い餡が少し硬めで甘みがあるので存在感をだしている!
2つが合わさって上品な程よい感じになってる和菓子でした。


つるの玉子の歴史
つるの玉子が生まれたのは明治20年のことでした。
備前岡山藩で、江戸時代に御用菓子司として活躍していた菓子職人の下山治四郎さんが考案しました。
彼は外国人からマシュマロの製法を学び、それをつるの玉子に見立ててお菓子にしようと思いついたのです。
岡山には日本三名園の一つとして後楽園がありますが、そこでツルが飼われていたことからも着想を得たようです。
明治20年というのは下山さんが独立して下山松寿軒を創業した年、看板商品として売り出したのでした。
当然ながら、当時とても斬新なお菓子だったつるの玉子、瞬く間に人々に広まり岡山銘菓の一つとなったのです。
マシュマロの元祖は東京の風月堂です。
これは明治25年のことでした。それよりも5年も早いのです。
風月堂はマシュマロそのものを販売したのに対し、松寿軒は和菓子の技術をうまく取り入れてまた違ったお菓子を作り出してしまいました。
下山さんのすごさ、おわかり頂けたでしょうか。
玉子型に丸く、それでいてふわふわの質感を保つのは難しいことでした。
ようやく完成したつるの玉子、販売が始まり大ヒット作となっても松寿軒の挑戦は終わることありません。
二代目となる眞寿次の時代にデパートなどにも次号を拡大し、三代目の正明の時には工場が設立されました。
更には、メレンゲを原材料とするからこそ1日2日ほどしか持たなかった、つるの玉子の賞味期限を2週間まで伸ばしたのです。
今も尚、たゆまぬ努力のもとでつるの玉子は伝統のレシピを大切にしつつも進化を続けています。
きびだんごとは違った岡山の味、一度味わってみることをおすすめします。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
1個あたり55kcal
賞味期限は?
製造から14日
通販で買える?
つるの玉子は、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか岡山県に行くことができないという方は、ネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーから検索結果をチェックしてみてください。