ニラって本来は緑色ですよね。
しかしながら、黄色い色をした黄ニラが岡山県の特産品の一つにあります。
品種が異なるのか?栽培方法が違うのか?
今回は、黄ニラの旬の時期や栽培方法などについてご紹介させていただきます。
目次
黄ニラの栽培方法は?

黄ニラの刺身
黄ニラは、岡山県が発祥といわれていて、明治時代から栽培されてきた歴史ある岡山県の特産品です。
全国の7割を岡山県で生産しているそうです。
黄ニラは普通のニラと品種が違うというわけではなく、その違いは栽培方法にあります。
太陽に当ててやれば普通のニラ、そこを敢えて日光を遮断することで栽培されたものが黄ニラなのです。
アスパラとホワイトアスパラの関係性と似ていますね。
わざわざ遮光カーテンを付け、更には収穫後にほんの少し太陽を当てる期間を設けて色味を定着させる。
手間がかかっているため高級品なのです。
岡山以外では、料亭とかでしか見かけることは無いでしょう。
ですがやはり地元は強い、岡山に行けば旬の時期であればスーパーにも並んでいます。
一般的なニラと比べると高めですが、まったく手が出せないお値段では無いので、もし見かけたら試してみてください。
黄ニラの旬の時期は
肝心の黄ニラの旬ですが、2月3月頃となっています。
ですが、春~秋の温かい時期は露地、冬はハウスでと、一年中収穫できはします。
旬は寒さ厳しい時期ですが、一年を通じて比較的温暖な気候の岡山ですから、県北にでも行かない限りは雪が降ることも稀です。
観光ついでに黄ニラを買いにというのも、いいかもしれませんよ。
実際に味わってみた感想
というわけで、岡山市の居酒屋にて黄ニラの刺身を発見!
実際に味わってきました。
こちらが黄ニラの刺身⇓ワサビ醤油と味噌と梅肉が薬味でついてきました。
うんっ、おいしい!!
あの独特の二ラの香りはほとんど感じず、ニラ以上にシャキシャキとした歯ごたえが楽しいです。
個人的には、梅肉につけて食べるのがさっぱりしてて好きでした。
これは、刺身やサラダに入れて生で食べるのがおすすめですね」。
火を通すにしても、さっとゆでてお浸しや、軽く炒めるなど生に近い食べ方がいいと思います。
しゃぶしゃぶしてポン酢に付けていただいたり、卵といためたりと、余計な手間をかけず本来の味わいをそのままの調理が良さそうですね。
ちなみに、岡山駅構内にあるお寿司屋さんとかでは、寿司のネタとして使用されていたりもしますよ。
日光を当てないだけ、それだけかもしれませんが黄ニラの味わいは緑のニラとは全然別物でした。
ニラが苦手な方でも食べやすいと思いますよ。


通販は?
黄ニラは、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれどなかなか行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
アスパラだってホワイトアスパラは別もの。
日ごろからニラを頂いている方も、強い香りが苦手だと言う方も、一度黄ニラを食べてみていただきたいです。
わざわざ手間をかけた価値のある味わい、黄ニラ大使の力も借りてどんどん一般に広がっていっていただきたい味ですね。
太陽がたっぷり降り注ぐ晴れの国岡山で、敢えての太陽を遮断しての作り方をされているものが特産品となっている、それもまた面白いものですね。
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