真っ黒な見た目はインパクト大!
しかも郷土料理として有名にはなっているものの、実は東京の味だったとか、、、
そんな岡山のえびめしの歴史や特徴について見ていくこととしましょう。
目次
えびめしの歴史
えびめしという名前の通り、たっぷりのえびが入ったご飯です。
その黒い色の正体は、デミグラスソースでありウスターソース・お店によってはカラメルソースも入っているとか。
もともとの発祥は、東京都渋谷区にあるカレーのお店「いんでいら」、そこでメニューとして提供されていたのがえびめしです。
でも東京でご存じの方って少ないはず。
それもそのはず、こちらで働いていた店員が岡山出身で、この味を故郷に持ち帰りお店で出したら大ヒットしたのです。
そして今や見事、岡山名物となったのです。
お店によって個性は様々
えびめしを提供するお店は増え続けています。
まずは、その名もずばり「えびめしや」、岡山市倉敷市と今や3店舗を展開するまでの発展ぷりです。
えびめしやでは錦糸卵が添えられ、黒と黄色のコントラストがおもしろいです。
コールスローもお口の中をさっぱりさせてくれるのに、一役を買う名わき役となっています。
更には岡山県新見市には、発祥となる渋谷にあった「いんでいら」と同じ店名を持つ「いんでいら」が。
他にも、ラーメン屋さんや居酒屋さん、駅周辺の喫茶店・瀬戸内市牛窓などでもえびめしがメニューとして載っています。
スクランブルエッグを添えるお店も、レタスにキャベツと店舗ごとにさまざまです。
味付けもそれぞれに少しずつ違っていて、岡山に来たならえびめしの食べ比べとかも面白いです。
県外の方であれば、サービスエリアのレストランや岡山駅・岡山空港などがあるでしょうか。
東京からやってきて、岡山名物として食べて帰られる方もいらっしゃるはずです。
勝央サービスエリア下り線のスナックコーナーでは、ライスコロッケ風の「えびめしグー」まで売られてます。
コンパクトサイズのえびめしは、運転中でも食べやすく作られています。
大葉やチーズなどの具も添えられて、すでに岡山名物をあれこれ食べてきてお腹がいっぱいと言う方も、最後にちょこっとえびめしも食べれますね。
食べた感想
というわけで、岡山市の居酒屋のメニューにえびめしを発見!
実際に現地で味わってきました。
うん、独特の香ばしさがあっておいしい!
見た目の色に反して、決して辛くはありませんし濃くもないので食べやすいです。
更にえびや錦糸卵だけじゃなく玉ねぎが入ったその味は、しつこさはなく風味豊かでやさしい味わい。
これなら、小さなお子さんからお年寄りまで楽しめるでしょうね。
実際に、お子様メニューでもえびめしが置いてあるお店もありましたよ。


通販で買える?
冷凍のえびめしや、自宅で作れるえびめしの素は通信販売で購入することも可能です。
食べてみたいけれど、なかなか岡山までは行くことができないという方は、ネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
お店ごとに個性もあるえびめし。
東京生まれのご当地の味、しかしながらすっかり岡山の文化に溶け込んでしまいました。
そして立派に岡山のものとなった変わり種のご当地グルメです。
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