調布ってなんだ?と思った方も多いのではないでしょうか?
お菓子ということも知らない人もいるかもしれません。
ここでは、岡山県の銘菓である、調布のカロリーや賞味期限、特徴や歴史について紹介しています。
目次
調布って?どんなお菓子?
細長い求肥をほんのり甘いカステラ風の生地で巻いてあるお菓子です。
大手まんじゅう、きびだんご、つるの玉子につづいての調布といわれる、岡山県の四大銘菓と言われるほど有名なお菓子なのです。
四大銘菓といわれていますが、残念ながらほかのお菓子に比べてあまり知名度は高くないかもしれません。
ですが、岡山県民では、「きびだんごは観光向きであまり買わない」という方が多く、調布や大手まんじゅうを好む方も多いようです。
どんな歴史があるの?
調布は、江戸時代末期の岡山県の和菓子職人・間野与平が考案したといわれています。
昭和天皇の岡山行幸の際に御用命・献上をした記録もあります。
元祖は金華堂というお店だったようですが、その後調布の製法とともに明治22年創業の翁軒に譲られました。
現在は、翁軒をはじめ岡山県の数店舗のお店が製造販売しています。
ちなみに、名前の由来は、昔の税制で租 庸 調のうちの調として納めていた布に、見た目が似ているということで調布という名前がついたそうです。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
1本あたり101kcal ※廣榮堂の調布
賞味期限は?
製造から14~20日
食べた感想
というわけで、岡山駅にて調布を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
まず、封を空けた瞬間から甘い香りが漂います。
まわりの生地が薄いのに対して求肥の割合が大きいですね。
求肥は、キメが細かくてモチモチ、求肥自体にも甘味がついてました。
回りの薄皮も食べると、しっとりとした生地でたまご風味が生かされていて、優しい甘みです。
薄いのに少し硬めで出来ているので歯応えもあります。
お餅の方は味濃いモチモチ、回りの薄皮は味うす、少し硬めと、いう感じで生地と求肥の相性が抜群です。
とってもバランスが取れている良い和菓子でした。


どこで買えるの?通販は?
元祖といわれる翁軒のほかにも、きびだんごを製造しているお菓子屋さんで販売をしているので、一緒に買ってみても良いと思います。
焼き印がされているものや、チョコレート味のものなどそれぞれのお店によって味や食感、見た目など違いがあるので、食べ比べてみるのがおすすめです。
また、通販でも販売していて、個別包装のものもあるので、お取り寄せもおすすめですよ!
最後に
調布についていろんな情報をお伝えしました。
あまり知られていませんが、岡山県の銘菓として、ほかのお菓子とひけをとらないほど、とっても歴史のあるお菓子だということを知っていてただけたとおもいます。
きびだんごだけでなく、岡山県に行くことがあれば、ぜひいろいろな調布を食べ比べて欲しいと思います!
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