岡山県でも1,2を争うほど有名なご当地グルメの「ひるぜん焼きそば」。
効いたことのある方も多いのではないでしょうか?
岡山県真庭市蒜山(ひるぜん)地方で親しまれている料理です。
この地元で愛されていたメニューを一躍有名にしたのはあのB-1グランプリです。
今回は、蒜山(ひるぜん)焼そばについてご紹介させていただきます。
目次
そもそもひるぜん焼そばってどんなもの?
焼きそばというからには中華蒸し麵を焼いたメニューであることは想像がつきますが、普段食卓にもあがるものと違った特徴まで知っている方は少ないと思います。
ひるぜん焼そばの特徴は、味噌だれに具は鶏肉とキャベツを使っている事です。
その起源は昭和30年代までさかのぼります。
もともと蒜山地方ではジンギスカンのたれを用いて焼きそばを作ることがブームとなっていました。
はじまりは家庭の味だった、ということです。
そこで「ますや食堂」のニンニク・玉ねぎ・リンゴなどを調合した味噌だれに、廃棄される予定だった親鶏の肉とキャベツを使った焼きそばがメニューとして考案され提供されるようになり、それが一躍評判となったのが起源とされています。
なぜこんなにも有名になったの?
そもそも一部地域で親しまれていたひるぜん焼きそば。
有名になったのはごく最近のことなんです。
真庭地方の振興局が地域のおいしいものを冊子にしてまとめよう!と動き出したのは2003年のこと。
そのときに「ひるぜんの焼きそば」というあいまいだったものが「ひるぜん焼そば」とはじめて名前を付けました。
そこから地域を盛り立てていこうとする機運が高まっていったのです。
地域を活性化しよう!焼きそばより熱い?ひるぜん焼そば好いとん会
気運の高まりから生まれた団体が「ひるぜん焼きそば好いとん会」です。
2008年に発足されて以来、全国へ焼きそば、ひいては真庭市を発信していこうと活動を続けています。
今では「ひるぜん」の名前をもじって「あさぜん焼きそば」「よるぜん焼きそば」が誕生してします。
「あさぜん」はB-1グランプリに輝いた仲間でもある横手焼きそばと協力してできたメニューです。
横手の特徴である目玉焼きをトッピング。
そして福神漬けを添えたものとちゃんと定義されています。
「よるぜん」は夜に食べる焼きそばとして派生されたもの。
夜=お酒。つまり、おつまみとしてもいただけるピリッと大人味です。
ピリッとしていれば味付けはキムチ風・粒コショウなどアレンジはお店しだい。
お約束は鶏の軟骨やハラミ・モツを使うこと。ニラや切り干し大根で食感も楽しめる焼きそばになっています。
食べた感想
というわけで、岡山県の道の駅にてひるぜん焼そばを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
使う材料に鶏肉??豚肉じゃないんだと思いながら調理したひるぜん焼きそば。どんな味がするのか楽しみ。
いざ実食!!
醤油ベースのソースかと思いきやこれは・・味噌だ。
味噌が入ってる。
味噌と醤油が合わさってて甘辛いというかピリッとスパイシーな味。
山椒も入っていたんだけど、入れなくてもソースがすでにスパイシーな感じに仕上がってて、そこに山椒加わりこれでもかって程くせになる味になってます。
通販で買える?
ひるぜん焼そばは、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれどなかなか行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
全国区的なローカル飯ブームの流れ手で有名になったひるぜん焼きそばをご紹介しました。
いまでは大きく取り上げられることはなくなってきましたが、ひるぜんで愛されている焼きそばは今でも進化を遂げています。
ご当地で使えるクーポンや、地元の味を家で楽しめる焼きそばセットに、グランプリの味を味わえる焼きそばのたれまであります。
自分好みの方法で焼きそばの味、確かめてみてはいかがでしょうか。
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