きんぴらごぼうやごぼ天の主役、日本人に馴染みの深いごぼうですが、世界では食べられることのない食材です。
あのえぐみや香りが好まれないとか、栄養たっぷりで健康効果が高いのにもったいないですね。
日本でもごぼうらしいごぼうは苦手と言う方は、ぜひ連島ごぼうをおすすめします。
今回は、連島ごぼうの特徴や旬の時期などについてご紹介させていただきます。
目次
連島ごぼうとは
岡山県の倉敷市南部の連島という地域、こちらで生産されるのが連島ごぼうです。
甘味が強くて柔らかい、アクは少なくて白肌のごぼうはごぼうサラダなどにも最適です。
ぜひ皮ごと食べて、栄養をしっかり摂取するようにしましょう。
晴れの国と言われる、岡山の地形を活かした地域ブランドゴボウは2種類あるのですが、赤土でじっくりと時間をかけられて育った明治ごんぼうは太くて香り高い品種となっています。
食べ比べして見れば、ごぼうの奥深さが分かるはずです。
連島ごぼうの歴史
根菜であるごぼう、土こそが重要な役割を持ちます。
それが明治ごんぼうだと赤土ということとなるのです。
一方で、連島ごぼうは高梁川の下流域の連島の砂地こそが、ごぼうの栽培にピッタリだったわけです。
水のおいしさもあり、大地からおいしさを吸い上げることができたからこそ美味しい味が生まれました。
連島ごぼうが生まれてから60年以上となるとか。
環境を守るだけでなく、先代より技術や伝統を受け継ぎ、更に工夫を繰り返して次の世代へと繋げていく、といった作業が繰り返されてきています。
もっと各地に岡山のお野菜のおいしさを知ってほしい、そんな思いからさまざまな取り組みがされています。
例えばメタボ対策にと「GOぼう体操」、JA倉敷では農産物イメージキャラクターも作られていて連島ごぼうは「ごぼう仙人」として登場します。
ごぼうに限らずお野菜が嫌いと言うお子さんには、こういったものを使って親しんでいただくのはどうでしょう。
連島ごぼうは地理的表示保護制度を活用した岡山県初の野菜、農林水産省も認めるブランドなのです。
連島ごぼうの旬
連島ごぼうのおいしい時期は長く、12月上旬より10月下旬頃までとほぼ1年中出回っています。
秋と春、2回種を蒔くからこそです。
1本ずつ丁寧に手で抜いたごぼうは、県内だけでなく中四国方面へと出荷されます。
ごぼうは嫌いと言う方、きんぴらもですが特にマヨネーズとの相性がバツグンですから、連島ごぼうを手に入れたらぜひサラダで食べてみてください。
マヨネーズの力も借りて、お子さんもパクパク食べたくなる味に仕上がっているはずです。
食べた感想
というわけで、岡山市内のスーパーで連島ごぼうを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
本当に白い。
今回はピリ辛きんぴらごぼうと、素材の味をそのままにという事でごぼうチップスを作ってみました。
ごぼうチップスは少し薄く切って油で揚げただけとシンプル。
弱火と中火の間ぐらいの温度で3~5分程。
味塩振っていざ実食!!パリパリ食べれていい仕上がり。
通常のごぼうより匂いが薄く、ほのかに甘みも感じられます。
子供達も美味しいと食べられ一瞬でなくなっちゃいました。
続いては、ピリ辛きんぴらごぼう。
調理している時からうすうす気づいていた事がある。
もしかして、このごぼう柔らかいのかも・・と。
包丁で切ると通常のごぼうより硬くない感じがしたから。食べてみても普通のより少し柔らかく食べやすい!!
通販で買える?
連島ごぼうは、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれどなかなか行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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