岡山と言えば桃太郎ですね。
鬼を倒した吉備津彦命が吉備津神社に祀られています。
鬼を祀る温羅神社、鬼が住んでいたとされる鬼ノ城に名物のきびだんご、さまざまなところで桃太郎の歴史が感じさせられますね。
空港は桃太郎空港となりましたし、県内にはその名を冠した名所名産は多いです。
トマトだって桃太郎の名がついています。
今回は、桃太郎トマトの特徴や由来、旬の時期などについてご紹介させていただきます。
目次
桃太郎トマトの特徴や由来
桃太郎トマトは1985年に発売されました。
「誰もが知っている、フルーツ感覚の名前にしたい」という思いで「桃太郎」という名になったそうです。
それが初代、その後も品種改良を重ねること32種類、よりおいしく生まれ変わっていったのです。
現在のところは23品種が全国販売されていますが、これからももっとおいしい桃太郎トマトが出てくるかもしれませんね。
トマトをそのまま丸かじりする方もいるでしょうし、トマトソースにしてパスタに絡めたりスープにジュースとさまざまな調理法があります。
そのそれぞれに合うおいしさというのがあるので、どこのトマトが一番おいしいとは一概には言えません。
桃太郎トマトの場合、甘味の強さ・適度な酸味こそが特徴となります。
新見市や新庄村・高梁市など岡山県でも中北部の高原地帯は昼と夜の温度差が大きく、気温が下がるごとに甘味は増していきます。
一年を通じて出回っている桃太郎トマトですが、特に旬の時期である9月ごろはおいしいのでぜひ試してみてください。
冷やしてそのままとかサラダにしてもよし、カプレーゼでも良いでしょう。
カットした時にゼリー部分が流れ出さずほどよい硬さを持つ果肉は、調理しやすいです。
パスタにスープにグラタンに、加熱調理にもおすすめで広く使えて便利なトマトなのです。
果肉の硬さから完熟してから輸送してもつぶれるようなことはありません。
糖度が高いし食味もよい、あっという間に人気の品種となりました。
桃太郎トマトの良さを生かした加工品
生のままのトマトが苦手というなら、桃太郎トマトぽんずなる加工品もあります。
桃太郎トマトならではの酸味が、良い具合にポン酢として活躍してくれるというわけです。
トマトならではの風味も損なわれてはいません。
冬はなべ物に使えますが、夏場だってサラダや冷ややっこにかけてやるとおいしいです。
こちらもまた一年を通じて愛される味となっているのです。
他にも、桃太郎トマトを使ったケチャップなども人気のようです。
食べた感想
というわけで、岡山市の居酒屋にて桃太郎トマトのスライスを発見!
実際に味わってみるべく注文してみました。
一口食べると、肉厚な果肉から果汁があふれ出し、口いっぱいにトマトの香りが広がります。
酸味と甘みのバランスも良く、添えられた塩をつけてもいいアクセントになり美味しい!
中身がしっかりつまっている感じで、歯ごたえもいいですね。
通販で買える?
桃太郎トマトは、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれどなかなか行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」なんてことわざもあり、リコピンやビタミンCなど栄養豊富なトマトは健康維持におすすめの食材なのです。
甘くておいしい桃太郎トマトで、無理なくトマト生活続けてみませんか。
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