コンビニでも駄菓子屋さんでも当たり前に見かけるボンタンアメ。
実は鹿児島のご当地のお菓子だったことはご存じですか?
今回は、ボンタンアメの歴史や特徴、気になるカロリーについて見ていくことにしましょう。
目次
ボンタンアメの歴史とは
その歴史は長く、大正15年より始まります。
その年に、鹿児島菓子というメーカーが発売開始したのです。
鹿児島菓子はセイカ食品と名前を変えながら、今もボンタンアメ一筋に続いています。
ボンタンアメのルーツは、熊本県の郷土菓子である朝鮮飴だったそう。
鹿児島菓子の工場で、従業員が朝鮮飴を小さく切っているのを見て思いついたと言われています。
更にはボンタンアメの姉妹商品もあるとか。
沖縄や山形など、その地の食材を使ったその地域でしか買えない味ですから、旅行で見かけたらぜひ購入することをおすすめします。
ボンタンアメとは、その特徴について
ボンタンアメのボンタンというのは柑橘類のブンタンのこと。
パッケージにも描かれているそれです。
実際に、鹿児島県阿久根市の本田文旦・更に同じかんきつ仲間で、やはり鹿児島県のいちき串木野市の大橘、それらの果汁が原料として入れられています。
更に、水あめともち米が入ることでモチモチの食感が楽しめるのです。
主な原料は、水飴・砂糖・麦芽糖・もち米で、原料は全て植物性のものです。
また、ボンタンアメといえばオブラートで包まれているのも特徴の1つですよね。
開発当初は、もち米の粘りが強すぎてくっつきすぎるという問題が浮上したため、 オブラートでくるむことになったそうです。
ボンタンアメとオブラート、やわらかく歯にくっつきやすくボンタンアメ同士もくっついてしまうので、それを防ぐためにと包んでいるわけです。
ボンタンアメのカロリーとは
10粒入りで100円、手に取りやすい価格帯とおいしさで、ついついパクパクと口にしてしまうところですが、もち米も使われておりカロリーも糖質も決して低くはありません。
1粒17キロカロリー・糖質4.2gですから、10粒入りの1箱を食べてしまうと単純にその10倍も摂取することとなるのです。
間食は1日200キロカロリー程度に抑えておくというのが体重を控えるための基準値だとか。
1日に1粒くらいのペースで少しずつ楽しむ方が良さそうです。
ボンタンアメのお酒!?
子供の頃から親しんできたボンタンアメ。
大人になったらお酒でも味わってみませんか。
鹿児島の酒造メーカー本坊酒造が、その名も「ボンタンアメのお酒」というのを出しています。
甘酸っぱい文旦の味が楽しめる一品です。
ロック、ストレート、炭酸割りがおすすめの飲み方みたいですよ。
ボンタンアメのお酒は、ネットショップでも購入することが可能です。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
久々に食べた感想
というわけで、久しぶりにボンタンアメを買ってきました~。
幼いころに食べていたお菓子を、子供と一緒に食べると思うと感慨深いですねぇ。
昔懐かしいお味。
モチモチとした食感にボンタン特有の爽やかな香りと甘さ。
その回りを舐めるとスッと溶ける透明なオブラートで覆い、小さい頃は子供ながらに溶ける楽しさを味わった後に食べるボンタンアメ独特のモチサワ感が好きでした。
子供達を見ると、私が小さい頃食べていた時と同じ食べ方をしているのを見て、みんな一緒なんだぁと懐かしさを覚えるほっこりする品でした。
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