岐阜県の五平餅は伝統的な食べ物なので、一度は食べたことがある人も多いことでしょう。
ただ住んでいる地域が中部地方以外だと、なかなか買う機会がありません。
ここでは岐阜県の五平餅の特徴や歴史、を紹介していきます。
品名 | 五平餅 |
---|---|
都道府県 | 岐阜県 |
ジャンル | 和菓子、餅菓子、郷土料理 |
製造者 | 複数社あり |
購入した場所 | 岐阜駅 |
目次
五平餅の特徴と歴史
中部地方の山間部に伝わる郷土料理が五平餅です。
岐阜県の多治見市や中津川市、恵那市などに昔からあり、甘みが強いのが特徴です。
岐阜県だけでなく、愛知県の奥三河地域、長野県の木曽や伊那地域でも昔から食べられています。
こってりとしたタレを餅に絡ませてあるため、一口目から独特の甘みが味わえます。
五平餅は一口サイズと誤解している人もいるかもしれませんが、意外と大きいためお腹がいっぱいになります。
甘いタレをたっぷりつけて焼く五平餅は、味だけではなく香りも日本人好みです。
五平餅の歴史は山仕事をする男たちが、昼食のために持っていていた白米を手元にある板切れを洗ってから握るようにしてつけ、味噌で味つけて酒のつまみにしたことが始まりです。
お弁当や軽食として家族のために、秋の収穫祭の後に神様に感謝を示すお供え物のためにと、日常生活と行事、両方でつくられます。
毎日の家事の中で、ご飯を炊きすぎてしまった日に、五平餅をおやつとしてつくるのも一般的です。
食べた感想
というわけで、岐阜駅にて五平餅を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
たれを塗って
オーブンレンジで焼きます!
餅というよりお米に近い感じですね。
タレは味噌&醤油ベースを甘辛くしてて濃厚。
なんか昔懐かしいような、まさに日本!って味でした。
結構大きいのでお腹いっぱいになっちゃった~。


五平餅の味の土台はくるみ味噌
五平餅はくるみ味噌が味の土台になっています。
くるみ味噌は岐阜県のお土産屋さんで購入できますが、自宅で手作りするのもいいでしょう。
軽量カップ1カップ分のクルミか落花生をすり鉢ですり、みりん1カップ、しょうゆ1カップ、砂糖200g、味噌200g、花かつお少々を混ぜ合わせて完成です。
この分量は団子に使うお米1.5kgの場合です。
くるみ味噌は、五平餅と同じように通販でも販売されています。
自宅でも五平餅をつくれる?
岐阜県に旅行に行ったり、スーパーや百貨店で開かれる岐阜県の特産品販売会などで購入したりできますが、自宅で五平餅をつくることもできます。
五平餅の作り方は炊いて少し経ったお米を握りながら串に通し、3つの団子にします。
団子は遠火でじっくり焼いて火を入れましょう。
くるみ味噌を土台としたタレを刷毛でたっぷりつけて、こんがり焼いてください。
二段階に分けて焼くことで香ばしい五平餅になります。
通販で買える?
五平餅は、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれどなかなか行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
甘くて日本人好みの味の五平餅は、自宅でもつくれるのが嬉しい特徴です。
材料の量を減らして団子を小さくつくれば、幼児でも食べ切れます。
岐阜県に旅行に行ったらぜひ食べたい特産品ですが、肌寒い日や疲れた日に食べるとほっこりできることでしょう。
いつものクッキーやスナック菓子とはまた違ったおいしさですよ。