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加治木まんじゅう ~鹿児島のご当地饅頭。特徴と発祥、食べた感想

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皆さんは加治木まんじゅうという饅頭をご存知でしょうか?

加治木まんじゅうは、鹿児島県の一部地域で作られている伝統的な蒸し饅頭です。

蒸したてを食べるという特性から、地元以外にはほとんど出回らず、知名度も低いのですが、その歴史は室町時代にも遡る、とても由緒あるお菓子です。

今回は、そんな加治木まんじゅうの特徴と発祥、食べた感想についてご紹介いたします。

 

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加治木まんじゅうの特徴

加治木まんじゅう

加治木まんじゅうは小麦粉、砂糖、小豆、塩といった基本原材料に、甘酒の麹が加わった酒饅頭です。

基本的に皮生地は白色ですが、最近は製造店によって、黒砂糖やヨモギ、ニンジン、紫芋などを練り込むことで、様々に色付けされた商品が出回るようになっています。

 

小麦粉で作られた皮生地の中に小豆で作られた餡を入れて蒸し上げていること、丸い形をしているといった点において、加治木まんじゅぅは一見ごく普通の饅頭なのですが、その食べ方には、他の饅頭とは異なる大きな特徴があります。

加治木まんじゅうは、蒸し上がった直後の、熱々の状態で食べるものとされているのです。

そのため、加治木まんじゅうは、基本的に作られている店舗でしかいただけません。

 

加治木まんじゅうは、鹿児島県姶良市の旧加治木町地区以外ではほとんど作られていないため、現地に行かなければ食べることができません。

正真正銘のご当地饅頭と呼べるでしょう。

 

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加治木まんじゅうの発祥

加治木まんじゅう

室町時代、臨済宗の僧で、薩南学派を形成したことでも知られる桂庵玄樹は留学先の明国・蘇州において饅頭の製造技術も学びました。

そして帰国後の文明10年(1478年)、守護大名島津忠廉の招きで薩摩に入国した際に、饅頭の作り方を伝えたのが、加治木まんじゅうの源流とされています。

 

その後、江戸時代初期の慶長12年(1607年)のこと。

島津義弘が平松から加治木へ移住するのに先立ち、住居として加治木館が建てられました。

その際、堀に架ける欄干橋の工事休憩中にお茶請けとして供されたのが、今日における加治木まんじゅうの直接の始まりです。

以来、加治木まんじゅうは、現在は姶良市となった旧加治木町地区で長きに渡って作り続けられてきました。

 

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どこで買える?

加治木まんじゅうは、出来立ての熱々を食べるという特性から、製造している店舗で買ってすぐに食べるしかなく、地元以外での流通がほぼ不可能です。

そのため、鹿児島県内でも空港や駅の土産物店、鹿児島市中心部の百貨店などでは取り扱っていませんし、インターネット上でのオンライン販売も難しいのが現状です。

まさに地元に住んでいる方か、旅行で現地を訪れた方だけしか味わえない、究極のご当地饅頭と言えるでしょう。

 

そんな加治木まんじゅうを販売しているお店として、鹿児島県姶良市の旧加治木町地区では、加治木饅頭製造組合が設立されており、岡田商店、ざおう堂、秀月、新道屋、堂免堂、美坂饅頭屋、龍門堂の7つの和菓子店が加盟しています。

これらの7店舗以外にも、現地には多くの加治木まんじゅうの製造直売店が存在しており、特に国道10号線沿いには多くの店が立ち並び、熱々の蒸したての饅頭を販売しています。

 

また姶良市内に限っては、一部のスーパーマーケットの菓子コーナーで販売されており、距離的に近い九州自動車道の桜島サービスエリアにある売店でも販売されています。

 

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食べてきた感想

というわけで、桜島サービスエリアにて加治木まんじゅうを発見!

噂のご当地まんじゅうを味わうべく購入してみました。

 

加治木まんじゅう

蒸したてのホッカホカでした!

加治木まんじゅう

中身はこしあんです。

加治木まんじゅう

 

ホカホカの饅頭生地には、蒸したてならではのもっちりとした弾力があり、普通の冷えた饅頭とは全く違った食感が楽しめます。

普通のあんまんよりも、皮が厚めでふっくら柔らかく美味しいです。

寒い日に食べると、体も心もホッコリして一層美味しく感じられますね。

 

トクさん
お店ごとに特徴があるみたいだから、食べ比べしてみるのもいいかも♪
人気のお店は、朝から行列ができて午前中には売り切れてしまう事もあるんだって!
メイさん

 

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まとめ

出来立ての熱々しか味わえない、究極のご当地饅頭加治木まんじゅう。

その地元以外での流通がほとんど不可能という特性から、鹿児島県内であっても姶良市以外では知らない人が多い、幻と言ってもいいような郷土菓子です。

もし鹿児島県の姶良市を訪れる機会がありましたなら、ここでしか味わえないという点を踏まえ、加治木まんじゅうを味わう貴重なチャンスを逃してはなりません。

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