山口県で販売されている「月でひろった卵」というお菓子をご存じでしょうか。
ネーミングが非常にかわいらしく、県外の方へのお土産物として人気を集めているお菓子です。
今回は、そんな「月でひろった卵」の、特徴や、発祥・歴史、製法、賞味期限、値段などなど細かい情報をお伝えいたします。
地方のお菓子が好きな方、山口県によく来られる方など、是非記事をチェックしてください。
目次
月でひろった卵とは?概要や歴史など
まず、「月でひろった卵」がどんなお菓子なのか、概要をご説明いたします。
発祥はすでにお伝えしている通り、山口県であり老舗洋菓子店の「里子乃季」というお店で販売されているお菓子です。
山口県のご当地お菓子として古くから愛されているお菓子で、非常においしいと評判です。
見た目は、「月」という名前がついている通り、真ん丸なお月さまのような見た目をしていて、中にカスタードと栗が入ったまんじゅうのようなお菓子になっています。
このお菓子を見たときに宮城県で有名な某お菓子にそっくりだと思われる方も多いと思います。
確かに似ていますが、中に入っているカスタードの製法や味は全然違い、他の似たお菓子とは別物として楽しむことができます。
続いては、歴史についてです。
先ほど”古くから”と申し上げたとおり、発売は昭和61年です。
1986年に販売し、その年に全日空の機内食として採用されます。
この機内食採用により、認知度を上げたといわれています。
発売からどんどん販売数が増え、1992年には工場を移転し量産体制に、1994年には金沢菓子博にて内閣総理大臣賞を受賞します。
2010年には生産数が1億個を突破します。
そこから今でも多く方に愛される銘菓として販売がすすめられています。
月でひろった卵のヒミツ
多くの方に親しまれている「月でひろった卵」ですが、そこにはいくつか”ヒミツ”が隠されているのをご存じでしょうか。
まず一つ目は、「月でひろった卵」の名付け親はキャビンアテンダントさんだそうです。
歴史の部分で軽く説明しましたが、もともとは機内食として採用されたのが大きな始まりであり、その際にお菓子の名前を全日空の担当者に聞いて回ったところ、いくつかの候補の中から人気があったのが「月でひろった卵」という名前だったようです。
この時に聞いたのが全日空のキャビンアテンダントの方々だったといわれています。
二つ目のヒミツは、作る材料として、工場地下にある湧き水「琴名水」を利用しているというところです。
工場を建設する際に、予定地の地下に水源があることがわかりました。
その後、従業員の中で「水がおいしい」ということがわかり、社長が水質分析を行った結果、おいしい水だというのが解明されたといいます。
この土地の水は県外からも汲みに来るケースが多く、プロも認めるおいしい水だそうです。
カロリー、賞味期限、値段について
「月でひろった卵」が人気があり、おいしいお菓子だとわかったと思います。
そんな「月でひろった卵」の気になるカロリーについてご説明いたします。
カロリーですが、1個あたり131kcal(カスタードタイプ)だそうです。
バターやカスタード、中に入っている栗がカロリーが高い原因になっています。
ちなみに炭水化物は20.0gであり、こちらも非常に高いので、ダイエットをされている方は注意が必要です。
つづいて、賞味期限ですが出荷日より50日間となっています。
店頭に届いてから購入すれば1か月ほどに短くなっているかもしれません。
保存方法は常温保管で大丈夫なようで、直射日光や高温多湿の場所を避けて保管をすれば大丈夫です。
気になるお値段についてですが、
・1個200円、4個入りで800円、6個入りで1,200円、8個入りで1,600円、12個入りで2,400円、16個入りで3,200円
となっています。
食べてみた感想
というわけで、山口宇部空港にて月でひろった卵を発見!
実際に味わってみるべく購入してみました。
かわいらしいパッケージデザインですね。
カステラ生地はふわっふわで、カスタードの口当たりがよくやさしいお味が心地いいですね。
コリコリした栗の食感が程よいアクセントになっています。
サイズは大きめなので、1つ食べるとそこそこな満足感があります。
かわいらしくて美味しいし、個別にも配りやすそうなのでお土産にピッタリですね。


通販で買える?
山口県のご当地土産として有名ですが、ネットでも購入できるお菓子なので、もし食べてみたい方は楽天やヤフーなどで一度検索してみてください。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。