岩手のわんこそば・島根の出雲そばと合わせて日本三大そばの一つとされている戸隠そば。
皆さんは食べたことがありますか?
今回は、戸隠そばの歴史や特徴、食べた感想などについてご紹介させていただきます。
品名 | 戸隠そば |
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都道府県 | 長野県 |
ジャンル | そば |
カロリー | 100gあたり約290kcal ※目安 |
購入した場所 | 長野駅 |
目次
戸隠そばの特徴とは
「一本棒・丸延ばし」という伝統的な打ち方で作られるのも戸隠そばの特徴です。
これは、一本の麺棒に生地を巻き付け転がし、丸い形に延していく製法です。
今では使い手は少なくなったものの、これこそが日本蕎麦の本来の打ち方だそうです。
ゆでられたそばは「ぼっち盛り」されます。
一口サイズにまとめられ5束盛られるのです。
食べやすさを重視してというよりも、どうやらその形は人魂をかたどっているようです。
戸隠には5社の神社がありますが、5という数字はそれをなぞらえているのだという説もあります。
「法師盛り」と書いてぼっち盛りと読むのだという説もあり、山岳信仰や修験道との関りの中で、この盛り方が生まれたようです。
また、そばの甘皮は取らずに挽ぐるみしているので、麺の色は黒っぽいのも特徴です。
ザルを頼んでも海苔がかけられることはなし、薬味には信州の伝統野菜に認定されている戸隠大根という辛味大根を使うなど、他にはない特徴は多数あります。
山奥の地域だからこそ、わらびやコゴミなど山菜類がふんだんに使われた天ぷらを同時に食べれるのも戸隠そばの良いところ。
そばが出来るまでの待ち時間には、自家製の漬物も出されて、おそば以外にも魅力たっぷりの特産品ですよ。
食べた感想
というわけで、長野駅にて戸隠そばを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
コシが強く歯応えのある食感で、のど越しもいい!
濃厚な蕎麦の風味も感じられる美味しいそばですね。
いつか戸隠に行ったら、天ぷらなどと一緒に今度はぜひ現地で食べたいです。
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戸隠そばの歴史
戸隠そばは長野県長野市戸隠の特産品です。
今では長野市の一部となったこの地は、以前は戸隠村でした。
そこは山岳信仰で栄えていた場所で、古くより修験者たちが多く集まってきていたのです。
彼らが携帯食料として持ち込んだことから、戸隠ではそばが食べられるようになりました。
とはいえ、その当時のそばは麺ではありません。
そばがき・そば餅といった形態だったと言われています。
戸隠以外でも戸隠そば
最近は、これらの特徴を持たない戸隠そばもあります。
そもそも戸隠以外の地域の信州そばも、戸隠そばとしてお店やスーパーマーケットなどで提供されていたりするのが現状となっています。
本当の戸隠そばが食べたいと思われるのであれば、ぜひ戸隠まで行ってください!
古くから続く伝統のお店に行けば頂くことができるでしょう。
戸隠には各家庭にそば打ち職人がいるとまで言われることもあるくらい、生活に密着した特産品でもあるようです。
通販で買える?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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