長野県の銘菓「栗かの子」を知っていますか?
見た目は栗きんとんにも見える和菓子なのですが、その違いはいったいどんなところにあるのでしょうか。
今回は、そんな栗かの子の歴史と特徴、栗きんとんとの違い、カロリーや賞味期限、などをご紹介していきます。
品名 | 栗かの子 |
---|---|
都道府県 | 長野県 |
ジャンル | 和菓子 |
製造者 | 複数社あり |
原材料 | 栗甘露煮(栗、砂糖)、栗、砂糖 ※小布施堂の栗鹿ノ子 |
賞味期限 | 製造日より1年間 ※小布施堂の栗鹿ノ子 |
カロリー | 100gあたり256kcal ※小布施堂の栗鹿ノ子 |
購入した場所 | 長野駅 |
お値段 | 栗鹿ノ子ミニ535円(税込) ※小布施堂の栗鹿ノ子 |
目次
どんなお菓子?栗きんとんとは違う?
栗かの子は、栗と砂糖だけを練り上げて作られた栗あんに、ごろっとした栗の甘露煮をそのまま入れたお菓子です。
実は、作っているおみせが「きんとん」として紹介しています。
おせちなどで食べられている栗きんとんは、さつまいものあんに栗の実を入れたもの。
中部地方での栗きんとんは、炊いた栗と砂糖を合わせて茶巾でしぼったもの。
長野県のお菓子の栗かの子は、どちらとも違うまた独自の食べ物ということになりますが、きんとんに「かの子」という名前をつけたお菓子ととらえることもできますね。
かの子自体が「鹿の子」ですから、鹿の子の模様に似ているというのが名前の由来かもしれませんね。
食べた感想
というわけで、長野駅にて栗かの子を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
今回購入したのは、小布施堂の栗鹿ノ子ミニです⇩
とってもまろやかな味で、そっと噛むとホロっと崩れる栗の食感もいいですね。
もちろん甘いのですが、とても上品な甘さなので、いやな感じにはなりません。
すごくシンプルで余計なものは入っていないので、純粋な栗の味を感じられる美味しいお菓子でしたよ。


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いつからあるお菓子?
長野で、このお菓子が作られ始めたのは1892年といわれています。
1808年創業の桜井甘精堂の5代目桜井佐七によって開発されました。
もともと長野県の小布施町は江戸時代には将軍にも献上されていたくらい栗の名産地です。
そのため栗落雁や栗羊羹など、栗を使ったお菓子も昔から作られていたのです。
今では市内数店のお店で栗かの子が製造されています。
使われている材料は一緒ですが、渋川付きの栗を使用していたり、あんはさらっとしていたりねっとりしていたりと違いが出ています。
いまでも手作業の職人の技が光るお菓子
添加物を使用しない純粋なお菓子。
色も自然のままの色をしています。
あんを練り上げるのは大量の材料を均一に混ぜるため機械を使っていますが、練り上がりを判断するのは職人の目が大切になってきます。
そして缶に詰めていく作業は、粘度の高いあんを機械に通すことはできない上に、栗の形をくずさず数を揃えなけれあならないため手作業で行われています。
大変な作業ですが、缶を開けたときの栗の香りはこうしないと楽しめなくなってしまいます。
効率化よりも品質第一というわけなんですね。
手のひらに収まるサイズの缶に入っており、ひとりひとつずつ、ぱかっと開けてそのまま食べることができます。
缶に入っているため賞味期限も長くすることができ、およそ1年程度、常温で保存が可能です。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
100gあたり256kcal ※小布施堂の栗鹿ノ子
賞味期限は?
製造日から1年間 ※小布施堂の栗鹿ノ子
通販はできる?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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