福井県の名物である「越前そば」を知っていますか?
福井を代表する郷土料理のひとつです。
名前を聞いたことのある方も多いかもしれません。
他のそばとどう違うのか?
今回は、越前そばの歴史と特徴、食べ方、食べた感想などをご紹介していきます。
品名 | 越前そば |
---|---|
都道府県 | 福井県 |
ジャンル | そば |
カロリー | 100gあたり351kcal ※目安 |
購入した場所 | 福井市内のスーパー |
目次
越前そばは他のそばとどう違うの?
一般的に「そば」として親しまれているのは白っぽいそばが多いかと思います。
更科そばなどがそうですね。
そばの一番粉(そばの実を製粉して一番最初に出てくる粉)をつかったそばは白くて味や香りも薄め。
つるっとすすってのど越しを楽しむタイプのそばです。
それに対して越前そばは、そば殻ごと挽いてつくる田舎そばといわれる種類のものです。
そばの色は黒っぽく、香りも風味も強くなります。
そして普通はそばのつなぎとして小麦粉や長芋などが使われることが多いのですが、越前そば強力粉を使用しています。
これが越前そばの特徴ともいえる歯ごたえを生み出すのです。
強力ののグルテンの力で、しっかりと噛みしみて食べる硬いそばができあがります。
また麺も太めに切られるのが基本なので、より食べ応えが増します。
のど越しを楽しむというよりは、噛んでそばの味と食感を楽しむというわけです。
食べた感想
というわけで、福井市内のスーパーで越前そばを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
おろしぶっかけにしていただきました⇩
そばの風味、香りともに豊かでの強い歯ごたえのあるそばですね~。
そして、辛味の効いた大根が口の中で合わさると、なんとも言えないその相性の良さに、どんどん箸が止まらなくなります。
夏場の暑い日なんかに食べると、最高でしょうね!


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歴史、いつ頃から食べられている?
「越前そば」という名前が世間的に使われるようになったのは戦後のことです。
昭和天皇が福井に来訪した際にそばを食べ、とても気に入られたそうです。
その後も「越前のそばはおいしい」と何度か話されていたことから名前が広がっていきました。
ではいつごろから越前ではそばをたべるようになったのでしょう。
そのはじまりは室町時代といわれています。
当時の越前朝倉の当主がそばを栽培させたのです。
栽培期間が短いそばは、災害や飢饉・合戦の時の籠城に備えた非常食としてもってこいだったわけですね。
当時は「そばがき」とすることが主だったようですが、江戸時代になるとそばは庶民にも広まり、日常的に食されるようになります。
そして農民や領民には高価な醤油をつかったつゆではなく、より身近な大根おろしで食べるスタイルが定着していったといわれています。
いまでも親しまれている越前そばの食べ方
越前そばの食べ方は、昔からよく食べられているおろしそばが定番です。
「越前おろしそば」とも呼ばれるくらい一番メジャーな食べ方といえます。
茹でて冷たく締めたそばを器に盛り、そこに大根おろしをどさっと乗せます。
そこにつゆをぶっかけて薬味にネギを乗せたら完成。
これが一般的な越前おろしそばです。
そばと大根おろし入りのつゆが別々に提供されることもありますが、代々の人はつけて食べるよりはぶっかけて食べれる方が多いようです。
大根おろしは辛味大根とよばれるピリッと辛い大根をその都度おろして使います。
事前におろしてしまうとせっかくの辛味が飛んでしまうためです。
通販はできる?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は越前そばの歴史と特徴をご紹介しました。
おろしそば自体の作り方は簡単なので、ご家庭でも真似しやすいかもしれないですね。
蕎麦は通販で入手することも可能ですよ。
現地ではお店でおそばを楽しむほかに、そば打ち体験もできるそうなので、実際に出来立てのそばを食べてみたいかたは調べてみてはいかがでしょうか?
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