もう国民食といってもいい、あんぱん。
福井県には、「大福あんぱん」なる人気のあんぱんがあります。
大福あんぱんは、友人の為に作り上げた逸話を持つ商品であり、そのアイデアが今では多くの人々に愛されるようになってきました。
今回は、ヨーロッパンキムラヤの大福あんぱんの特徴、カロリーや賞味期限などについてご紹介させていただきます。
目次
大福あんぱんの特徴
大福あんぱんは、福井県鯖江市で長年地元の人々に愛されてきたあんぱんです。
東京のパンメーカーの木村屋總本店で修業した創業者が開業した、ヨーロッパンキムラヤというパン店で生み出されて、現在に至っています。
大福あんぱんは、文字通り、あんぱんタイプのパンの中に大福が入っているのが特徴です。
卵の風味が感じられるブリオッシュ生地が使われているのも特徴。
このブリオッシュ生地に大福が丸々入っていて、大福は北陸産のもち米と北海道産が使われています。
素材にも拘っているので、多くの人々が食べて安心する仕上がりになっていますよ。
大福あんぱんの歴史
大福あんぱんの歴史は、このあんぱんを生み出したヨーロッパンキムラヤの歴史でもあります。
東京にある木村屋總本店というパンメーカーで修業した創業者は暖簾分けによって、1927年に福井県鯖江市でヨーロッパンキムラヤというパン店を創業します。
創業当時からハイカラなタイプのパンを作って売っている人気店で、現在でも、その流れは受け継がれています。
大福あんぱんが生まれたキッカケは、この店の二代目がパリ在住の大福好きの友人の為に、その友人のお母さんが作った大福をパンの中に入れて驚かせようと持っていった事が始まりです。
大福のぬくもりが伝わるように選んだパンの生地が、パリで家庭の温もりを感じさせてくれるブリオッシュ生地でした。
大福あんぱんを一層美味しく食べるには
大福あんぱんは、そのままでも十分に美味しい一品です。
更に、大福あんぱんの美味しさを引き出す食べ方としては、大福あんぱんを温めるという方法があります。
温める事で、パンの中に入っている大福の餅が溶け出し、餅特有の美味しさと食感を味わえるようになります。
また、パンの生地の卵とバターの風味も引き出されるので、パン自体の旨味もグッと引き出されるのが魅力です。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
1個あたり326kcal
賞味期限は?
4日間
食べた感想!
というわけで、鯖江市内のスーパーにて大福あんぱんを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
卵とバターの風味が感じられ、中に入っている大福のバランスも見事であり、他のあんぱんとは一味違った食感を楽しめます。
全体的に、とってもフワフワさが感じられる仕上がりになっています。
餅と粒餡のバランスが良く、腹持ちも良いですね。
あんぱんであるので、コーヒーやお茶など様々な飲み物との相性が抜群ですよ。


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