八幡屋磯五郎の七味唐からしをご存じですか?
東京のやげん堀・京都の七味家本舗と並ぶ日本三大七味唐辛子の1つでもある、とても歴史のあるものなんです。
今回は、八幡屋磯五郎の七味唐からしの特徴や歴史、その味わいについてご紹介していきます。
品名 | 八幡屋磯五郎の七味唐からし |
---|---|
都道府県 | 長野県 |
ジャンル | 調味料 |
製造者 | 八幡屋礒五郎 |
原材料 | 唐辛子(中国、日本)、陳皮、胡麻、麻種、紫蘇、山椒、生姜、(一部にごまを含む) |
賞味期限 | 約1年。開封後は要冷蔵 |
購入した場所 | 長野駅 |
お値段 | 缶 14g 432円(税込) |
目次
老舗が作る七味唐辛子
八幡磯五郎は、長野県の長野市にある江戸時代から続く七味唐辛子のお店です。
1736年創業ですから280年以上前からあることになりますね。
「八幡」は源氏頭領の源頼朝が敬っていた八幡宮からとったもので、磯五郎は初代室賀勘右衛門の商いでの名前です。
当時、善光寺の境内では麻や和紙の商いが行われていて、江戸に麻を運ぶ商人が副業として食品などを善光寺近辺で売っていた中に七味唐辛子もありました。
そこで仕入れた七味唐辛子の小売りを、境内で始めたことがスタートになります。
商売を本格化すると、原材料の調達は現地で行うようになります。
陳皮(みかんの皮)以外の材料は、西山地方で入手できるものだったため、信州でとれる材料をつかった独自の七味唐辛子がつくられていったわけです。
ちなみに陳皮だけは京都や大阪から仕入れていたといわれています。
味の感想
というわけで、長野駅にて八幡屋磯五郎の七味唐からしを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
温かいそばにかけて食べてみましたー⇩
すごくきめ細かいので、食感としてもとっても食べやすいですね。
そして、結構辛いのですが、キレイな透き通った辛さとでも言うんでしょうか?
余計な雑味とかを全然感じません。
他の特徴としては、山椒と陳皮の柑橘系の香りが強く感じられるということ。
なのにふりかけて食べてみると味ではさほど主張してきません。
あくまで辛さが主役で香りは引き立て役なのですね。
信州名物のそばとも相性抜群の七味唐辛子ですね。
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七味唐辛子の七味ってなに?
そもそもの七味唐辛子の始まりは1625年の江戸といわれています。
日本橋の医者町で漢方薬をもとにして生薬を組み合わせたものが広まりました。
七味というくらいなので7種類の材料の組み合わせなのですが、これを必ず使う!という決まりがあるわけではないのです。
基本である唐辛子が決まって入っている。くらいな感じです。
八幡磯五郎の場合は
唐辛子・山椒・生姜・麻種・胡麻・陳皮・紫蘇の7つです。
数々ある中からお好みの一品を見つけよう!
赤い本体と金のキャップでてきた缶が目印の七味唐からし。
八幡磯五郎の名前を知らなくてもこの缶を見たら「知ってる!」となる人も多いはず。
そして七味唐辛子のお店ですからほかにもたくさんの商品を展開しています。
ゆずを効かせたゆず七味。
焙煎した白ゴマと辛さを際立たせた唐辛子が魅力の深煎七味。
黒コショウ・白コショウを主原料に唐辛子やオニオンを効かせた拉麺七味。
山椒七味に梅七味などなど…。
すべて集めて並べたら壮観な光景になりそうです。
料理やその日の気分で変えて使えるとご飯がよりおいしく食べれそうですね。
賞味期限は?
賞味期限は?
約1年。開封後は要冷蔵
通販はできる?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は歴史深い七味唐辛子のお店、八幡磯五郎の七味唐からしをご紹介しました。
七味は風味がとても大切な調味料です。
開封すると日に日に香りは飛んで行ってしまいます。
開けたら冷蔵庫で保存して、なるべく早めに使い切るようにしてくださいね。
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