海に面した県だと特産品もおのずと魚介そのものやその加工品となります。
徳島もマダイにメバル・カツオにサワラと海の幸がたっぷり摂れて、更には魚肉のすり身を巻きつけて焼いたちくわも有名です。
今回は、竹ちくわの食べ方や値段、歴史などについてご紹介させていただきます。
目次
竹ちくわとは
ちくわは漢字で書くと「竹輪」、竹に付けて焼いていたからこそ中央に空洞があるあの形となったのです。
材料としては似ていても、かまぼことはまた違った美味しさがありますよね。
本来は竹に付けるとはいえ、最近は工場で大量生産ですからスーパーマーケットで当たり前にみかけるちくわは、ある意味ではどれも竹輪とは名ばかりです。
そんな中、敢えて竹にこだわった製品、それが竹ちくわということです。
漢字で書けば竹竹輪、竹推しであることが良く分かりますね。
ただの空洞・ただの棒と持ってはいけません。
竹の良い風味が美味しさをアップさせてくれます。
竹があると、なんだか高級そうに見えるからお土産にもピッタリ!
基本に忠実に作ったことで一石二鳥にも三鳥にもなっているわけです。
竹ちくわの歴史
竹ちくわを作っているのは徳島県の小松島市です。
歴史は古く、なんと平安時代より続く歴史ある特産品なのです。
そのきっかけはあの源義経です。
屋島の戦いにて小松島に上陸した義経は、魚のすり身を竹に巻きつけて焼いて食べている地元民の姿を見て、気になって食べてみました。
そして、その美味しさを絶賛したとか。
これをきっかけに、竹ちくわは今の時代まで続く伝統的な小松島の味となったのです。
竹ちくわのお値段
天然の竹が使われていて、こんがりと焼き上げられた竹ちくわはいかにも美味しそうですし高級そうです。
ですがなんと1本たったの100円ほど!
高そうに見えるけど実はお手頃値段というのはお土産としてもってこいです。
谷ちくわ商店ではごま天にじゃこ天・かつ天とその他にも練り物商品各種作っているので、ぜひ試してみてください。新鮮なお魚をすぐに加工していますから、もちろんちくわとしての味わいも格別です。
竹ちくわの食べ方
お上品そうに見える竹ちくわ、ですがそもそもは庶民の食べ物です。
思いっきり豪快にそのままかぶりついてください。
竹を持って生でというのが本場でも推奨されている食べ方です。
たくさん手に入ったのであれば、焼いたりサラダに入れたりと普通のちくわと同じようにさまざまな調理法を試してみてもよいでしょう。
どうやって食べたとしても主役となるおいしさです。
プラスチックとかじゃなく天然の竹は身が残りやすいよう、ネットで調べるとキレイな外し方も掲載されているので参考としてください。
食べた感想
というわけで、徳島市の居酒屋にて竹ちくわを発見!
実際に味わってきました。
味は普通に美味しいちくわですが、竹のほのかな香りが心地いいですね~。
何より、見た目のインパクトで楽しめるのがいい!
値段も安いし、いい食品だと思いました。
通販で買える?
竹ちくわは、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれどなかなか行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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