特産品の名前はさまざま、食材そのままだったりその地域の方言が元となっていたり、と思えば一ひねりした面白い名前のものもありますね。
徳島の阿波尾鶏もそうです。
今回は、徳島の地鶏、阿波尾鶏についてご紹介させていただきます。
目次
阿波尾鶏とは
徳島県と言えば阿波踊り、400年もの歴史を持つ伝統行事で毎年全国から100万人以上の観光客が訪れる一大イベントです。
一方で徳島のブランド地鶏、それが「阿波尾鶏」なのです。
一般的なブロイラーと比べると、赤身があり美しい肉色をしています。
踊りと尾鶏をかけた名前が面白い、知名度抜群の阿波踊りと同じ名前ですから一度聞いたら忘れることはないでしょう。
何とも素晴らしい名前を生み出したものです。
食べてがっかりだと意味がありませんが、味も格別のようです。
阿波尾鶏のおいしさの秘密
阿波尾鶏は、80日以上の時間をかけて丁寧に育てられた地鶏です。
その間、狭いケージにずっと閉じ込められているならストレスも溜まりますが、大自然の中で自由に走り回らせて、だからこその味があるのです。
そもそも赤笹系軍鶏という品種を徳島では昔から飼育していたそうで、その優良種を固定したうえでブロイラー専用種である雌系統・白色プリマスロックと交雑されて阿波尾鶏は生まれたのです。
平成2年2月より販売は開始され、今やその生産量は全国1位となっています。
地鶏肉特定JAS認定されたのは平成13年のこと、全国に地鶏はありますがどこよりも早くJASマークを付けた鶏だったのです。
名古屋コーチンや比内地鶏と共に全国でトップ5に入る阿波尾鶏、日本のトップブランドとして降臨し続けているのは決して名前がおもしろいからというだけではありません。
食べてみておいしくてまた食べたくなる、そんなリピーターの力もあり人気を保ち続けているのです。
その影には、徳島の方の努力と自然豊かな環境もあるのです。
食べた感想
というわけで、徳島市内の居酒屋にて阿波尾鶏の炭火焼きを発見!
実際に味わってみました。
適度な歯ごたえを楽しみながら噛みしめて行くと、甘味やコクが口いっぱいに広がります。
うまみ成分であるイノシン酸が多いと聞きましたが、なんか実感できてる気がします。
低脂肪ですから、ダイエットをされてる方にも安心おすすめですね。
阿波尾鶏を食べるには?通販で買える?
通販サイトを通じて手に入れることができます。
さまざまな飲食店でも取り寄せていて、全国でトップ5に入るお肉ですからいろんな場面で見かけることとなるのです。
ふるさと納税でも、徳島に寄付すると阿波尾鶏を選ぶことができます。
食べてみたいけれど、なかなか徳島県に行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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