あつあつの炊き立てごはんに生卵を掛けて食べるたまごかけごはん。
小さなお子様から大人まで人気ですね。
たまごかけご飯に合わせる調味料と言えば醤油!という方も多いでしょう。
もちろん普通の醤油でもとっても美味しいですが、たまごかけご飯専用の醤油が有るのをご存知ですか?
その名も「おたまはん」。
近年の卵かけご飯ブームもあって「おたまはん」も注目の醤油として人気です。
実は、卵かけご飯ブームの火付け役はこの「おたまはん」なのです。
「おたまはん」の人気の秘密を探ってみましょう。
目次
「おたまはん」を生産している株式会社吉田ふるさと村って?
「おたまはん」は、島根県の自然あふれる雲南市にある株式会社吉田ふるさと村で作られています。
現雲南市は、旧吉田村含む旧六町村で構成されています。
この地は、和鉄の産地として知られており、様々な日本文化に影響を与えています。
また日本書紀で有名なヤマタノオロチ伝説の地としても有名です。
そのような歴史に重要な影響を与えてきた地として様々な取り組みをしているのが株式会社吉田ふるさと村です。
農産加工部をはじめ、水道事業部や観光事業部もある会社で地元の方とのふれあいがとても多い会社です。
吉田ふるさと村「農産加工部」がつくる「おたまはん」
「おたまはん」は、株式会社吉田ふるさと村「農産加工部」で作られています。
農産加工部では、様々な食品を作っていますが、使われる原材料は、「原料生産部」という自社で栽培された物です。
この原材料は無農薬、科学肥料不使用で作られたこだわりの原料です。
無農薬で栽培するには、雑草などが生えやすい為手間が掛かります。
地元の方の協力も有り、手間をかけて作られています。
「おたまはん」の原料は?
「おたまはん」の主原料である醤油は、地元島根県雲南市の木桶でじっくり熟成させた醤油です。
大豆はもちろん国内産丸大豆です。
そこに鹿児島産のかつお節、三州三河の本みりんが加わっています。
こだわりの国内産材料を選ぶ際は、現地まで足を運ぶなどのこだわりを持っています。
ユニークなとことに「おたまはん」には、関東風と関西風が存在します。
関東風は、キリっとした醤油が強めの味、関西風はみりんがまろやかな甘めの味付けです。
どちらも食べ比べてみたいですよね。
賞味期限は?
賞味期限は?
賞味期限 365日(未開封の場合)
300万本のヒットを記録した「おたまはん」
2013年には、発売以来300万本を超える出荷数を記録しました。
ブレンドの比率は、1年半かけて開発し幾度となく試作を繰り返しました。
化学調味料などを一切加えず、瓶づめやラベル貼りも手作業で行っています。
すべて手作業によってつくられる「おたまはん」には真心がこもっていますね。
専用調味料ブームのきっかけをつくった「おたまはん」は、150mlで税込367円です。
とても手に取りやすい価格ですよね。
結婚式のプチギフトやご近所へのちょっとしたお礼などにもぴったり。
もちろん家庭でも常備しやすいですよね。
無農薬などのこだわりを持って作られた調味料は、結構お値段が張る物が多い中、とってもお財布にやさしくてそれでいてとっても美味しいんだからヒットするのも頷けますね。
ヒットするまでの試行錯誤
「おたまはん」を開発し始める際、「東京で売れる物を」というコンセプトが有りました。
現在は人気の為に購入するまで待つ場合も有るようですが、試作の段階では買ってみたいというモニターは、半分以下だったそう。
そこで関東と関西の味付けの違いに着目しました。
そういった細かい着目点が現在のヒットにつながったのですね。
二つの味を作る事は、片方を味わったらもう片方も味わいたいという人との心理にも訴えかける物が有りますよね。
食べた感想
というわけで、島根県を訪れた際に、スーパーにて「おたまはん」を発見!
実際に味わってみるべく購入してみました。
今回購入したのは、関西風です。
みりんがきいているため少し甘め、カツオだしの旨味が濃厚で美味しい!
これだけしっかりと、みりんとカツオだしを感じられるなら他の料理にも使えそうですね。
例えば、玉子焼きの調味料としても美味しそうですし、焼いたお肉やお魚にもピッタリでしょうね。
様々な料理に使ってみて、自分流にアレンジするのも楽しそうです。
家族で楽しみながら、食卓を囲むきっかけにもなりそうな、良い調味料だと思いました。


どこで買える?通販は?
日本初どころか、世界初のたまごかけご飯専用の醤油「おたまはん」。
日本の食卓に欠かせないたまごかけご飯のおいしさを再確認させてくれたこの商品。
島根県内のスーパーなどで購入できるほか、インターネット販売もしていますので、ぜひ食べてみませんか。
関西風と関東風両バージョンとも気になりますよね。