日本三大しじみの産地をご存知ですか?
茨城県の涸沼(ひぬま)・青森県の十三湖(じゅうさんこ)。
そして島根県の宍道湖(しんじこ)です。
この中でも島根県は生産量日本一になるほどしじみが獲れるのです。
今回は。島根県で獲れる宍道湖しじみの特徴と旬、おいしく食べる方法をご紹介していきます。
品名 | 宍道湖しじみ |
---|---|
都道府県 | 島根県 |
ジャンル | 海産物 |
購入した場所 | 出雲縁結び空港 |
旬の時期 | 12~3月(寒しじみ) 7月(土用しじみ) |
目次
宍道湖しじみは、どんなしじみ?
国産でとれるしじみの多くはヤマトシジミとよばれる種類のものです。
日本固有の貝で、殻の大きさは3~3.5㎝くらいに成長します。
小さいうちは殻の色が茶色っぽい色をしていますが、大きくなると黒っぽく変化します。
島根でとれるしじみの中でも、宍道湖で獲れ、厳しい出荷基準をクリアしたものだけが「宍道湖しじみ」というブランドで販売されています。
ひとつひとつ丁寧に手作業で選別され、砂出しにも気を使われたしじみは瞬間冷凍されおいしさを閉じ込めて出荷されます。
旬の時期は年に2回あり、12~3月(寒しじみ)、7月(土用しじみ)となっています。
食べた感想
というわけで、出雲縁結び空港にて宍道湖しじみを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
味はとっても濃厚で、旨みがたっぷり詰まっている感じがします。
身もしっかりしています。
噛めば噛むほど、口の中でじんわりと美味しさが広がっていくのがいいですね。
出汁もしっかり出ているので、汁物との相性は抜群ですよ。


他の島根県の特産名産はこちら⇒島根県の特産名産
特産名産ランキングはこちら⇒ご当地特産名産ランキング!!!
宍道湖の危機は漁師と地元の手で守られたもの
しじみの産地として有名な宍道湖ですが、宍道湖ならどこでも獲れるということではないのです。
汽水湖(海水と淡水の中間の塩分をもつ湖)である宍道湖は、4m以深だと塩分濃度が濃すぎて酸素が薄くなりしじみは生息できません。
ですので、水深が0~4mの湖全体の面積の30%だけが漁場なのです。
その30%で全国で獲れるしじみの4割が収穫できるんですからすごいですよね。
一時期は宍道湖の淡水化事業で存続が危ぶまれたこともありました。
長年の漁師や地元市民の反対運動が実を結び、現在もしじみは地域の大切な産業として受け継がれています。
おいしく宍道湖しじみを食べよう
しじみを調理するとなると真っ先に浮かぶのは「しじみ汁」ですよね。
しじみにはオルニチンが豊富なので、二日酔いによく効くと評判になった頃から、スーパーでも即席で簡単に作れるものが売られるようになりました。
生のしじみが手に入ったら鍋に水から一緒に火にかけ、口が開いたらアクを取って味噌を入れるだけで完成です。
たくさんの水で量を作るよりも水の量は控えめの方がよりしじみの味を濃く感じられておいしくなりますよ。
お酒のお供にもピッタリな酒蒸しですが、じつはお子さんにも食べやすいと評判です。
お酒と一緒に火にかけてふたをしてしっかり蒸し、アルコールを飛ばし切れば子供でも安心して食べれます。
醤油をちょこっと垂らすだけで他に何もいらないのが魅力です。
ここでおすすめレシピをもう一つ。
それはインスタントラーメンです。
味は塩をチョイスしてください。
しじみを茹でたお湯に麺を入れてつくるだけで贅沢な即席料理の完成です。
注意点は2つ。
・しじみの口が開いたら、しじみをいったん取り出してから麺をゆでること。
・付属のスープは全部入れずにしじみのうまみを活かすこと。
簡単においしいラーメンができるのでぜひお試しください。
通販はできる?
宍道湖しじみは、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
他の島根県の特産名産はこちら⇒島根県の特産名産
特産名産ランキングはこちら⇒ご当地特産名産ランキング!!!