山口県が発祥と言われている「甘露しょうゆ」をご存知ですか?
名前の字からもイメージが付きますが、甘い醤油なんです。
醤油が甘い?と不思議に思う方もいるかもしれません。
今回は、甘露しょうゆとはどんな醤油なのか、特徴や使い方も合わせてご紹介していきます。
品名 | 甘露しょうゆ |
---|---|
都道府県 | 山口県 |
ジャンル | 調味料 |
製造者 | 複数社あり |
原材料 | 脱脂加工大豆(インド製造、国内製造)、小麦、食塩、糖類(砂糖、ぶどう糖、ぶどう糖果糖液糖、水あめ)/アルコール、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、ビタミンB1 (一部に大豆・小麦を含む) ※佐川醤油店の甘露しょうゆ |
賞味期限 | 540日 ※佐川醤油店の甘露しょうゆ |
栄養成分 | 100gあたり・・・123kcal、たんぱく質19.9g、脂質2.2g、炭水化物13.8g、食塩相当量14.0g ※佐川醤油店の甘露しょうゆ |
購入した場所 | 山口市内のスーパー |
お値段 | 300ml.720円 550ml.1,050円 ※佐川醤油店の甘露しょうゆ |
目次
どんな醤油?
甘露しょうゆは、一度濃口醤油として完成したものに再度麹を加えて発酵させた醤油のことです。
再仕込醤油というのが正式名称なのですが、西日本ではこの醤油を甘露しょうゆと呼ぶことが多いです。
そもそも九州では砂糖は甘いものという認識が強い傾向にあります。
普段しょっぱい醤油に慣れていると「なぜ醤油なのに甘いの?」と疑問にもつところですが、九州に住んでいる人からすると「なんで醤油がしょっぱいの?」と思うそうなので地域の違いって面白いですよね。
味の感想
というわけで、山口市内のスーパーの甘露しょうゆを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
今回購入したのは、佐川醤油店の甘露しょうゆです。
とろみがあって、色がとっても濃いですね。
味も香りもとても濃厚で、まろやかな甘みが感じられます。
独特の深いコクが、お刺身の旨みをより引き出している感じもしますね。
色んな料理にも使えそうな、良い醤油だと思いましたよ。


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老舗醤油店が作る甘露しょうゆ
山口県で、甘露しょうゆを作っている有名店は「佐川醤油店」。
1830年創業の老舗です。
時の岩国藩主が献上された醤油の味と香りに「甘露、甘露」と言ったことからこの名前が付いたとされています。
明治時代には鉄道沿線の街の歴史や名産品などを歌詞にした「哲鉄道唱歌」の一節にも登場するほど山陰の柳井津の名産だったのです。
そしてそのころ建設された佐川醸造の蔵。
それが移設され、今もなお現役で使われているというから驚きです。
創業当時から受け継がれる製法を守り続け、手間をかけて作られている醤油なのです。
甘露しょうゆに合うレシピ
普段しょっぱい醤油を食べ慣れた人からすると、どう使っていいのか迷うのが本音かもしれません。
しかし、意外と使い道は豊富。
固定概念にとらわれずに使ってみると料理のレパートリーが増えそうです。
初心者にお勧めなのは、卵かけご飯です。
醤油のうま味をいちばんダイレクトに感じることができます。
同じようにおかかに混ぜておかかごはんにも合います。
こちらは握っておむすびにすれば冷めてもおいしくいただけますよ。
もちろん、お刺身などにもつかわれます。
たんぱくな白身のお魚とも相性が良いです。
お刺身に関してはすべてに合うわけではないのでちょっと上級者向けかもしれません。
調味料として辛味・甘味・うま味をすべて兼ね備えているので、煮物などに使っても深みが増すという人もいます。
栄養成分や賞味期限は?
栄養成分は?
100gあたり・・・123kcal、たんぱく質19.9g、脂質2.2g、炭水化物13.8g、食塩相当量14.0g ※佐川醤油店の甘露しょうゆ
賞味期限は?
540日
通販はできる?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は九州山口県の甘い醤油「甘露しょうゆ」をご紹介しました。
甘露しょうゆは佐川醤油店をはじめ、何軒かのお店で製造されています。
小さいサイズで取り寄せて味の違いを試してみるのもいいかもしれません。
お好みの甘い醤油を見つけてみてください。
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