北海道で1,2を争う消費量を誇る「ななつぼし」というお米をしっていますか?
農産王国北海道でもお米のイメージはなかなか無いかもしれません。
今回は、北海道米の悪いイメージを変えた代々のお米の歴史とななつぼしの味の特徴についてご紹介していきます。
品名 | ななつぼし |
---|---|
都道府県 | 北海道 |
ジャンル | 米 |
購入した場所 | 近所のスーパー |
新米の時期 | 10月上旬 |
目次
ななつぼしってどんなお米?
ななつぼしは2001年に北海道岩見沢市にある農業試験場で誕生しました。
コシヒカリを親に持つひとめぼれと道内系統の雑種、それに「あきほ」という品種をかけ合わせています。
寒冷地につよい「あきほ」と味に間違いのない祖父母に当たる「こしひかり」、雑種の中には「国宝ローズ」という日本人が好んで食べたカリフォルニア米の血が入っているそうです。
お米の食味ランキングでは、最高評価である「特A」を12年連続で獲得してる実力派のお米なんですよ。
ちなみに、毎年7月2日は「ななつぼしの日」と制定されています。
食べた感想
というわけで、近所のスーパーでななつぼしを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
味わいは、あっさりとした甘みが特徴的ですね。
粘りもしつこくないので、和食に向いていると言われているのもわかります。
冷めてもおいしくて、粒がつぶれにくいのでお弁当やおにぎりにもピッタリですね。
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北海道米のイメージを変えたななつぼし
昔、北海道のお米はパサパサしておいしくないと言われた時代がありました。
寒冷地で作られるお米はどうしても粘りが少なく甘みも感じないものが多かったのです。
そこに最初の変化を与えたのが「きらら397」でした。
比較的安価な北海道のブランド米として若い人たちを中心に定着していきます。
そしてのちに続くお米の品種開発にも影響を与えました。
遺伝子を受けつぐ「ほしのゆめ」が続き、北海道でも地産地消するお米が根付きます。
そして「ななつぼし」が誕生すると生産量は一気にななつぼしに移行し、今では北海道を代表するお米の一つになりました。
策漬け面積が少なくなったきらら397も今でも根強いファンは存在し、さっぱり系が好きな人には再注目されています。
あの方のCMで知名度は全国区へ
5年前までの全国的な知名度をみると関西圏では7割、東京でも8割をちょっと超える程度でした。
それが2021年には関西でも8割を越え、東京では9割に迫る勢いです。
もちろん特Aランクを取り続けているお米がそれだけ美味しいのはいうまでもありませんが、マツコ・デラックスさんのCM起用が効果を発揮しているということもあるでしょう。
あの方の「おいしい」に一言には絶大の威力がありますからね。
今では、道内の飲食店やホテルでもななつぼしを使ってるお店はかなりの数を誇ります。
通販はできる?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
あっさり志向が高まった中で、食べやすいと全国的にも知名度が高まったななつぼし。
北海道の厳しい気候を耐えて成長したお米です。
永年の課題だった粘り気をてにいれた「ゆめぴりか」という品種も、いまではななつぼしと合わせて2台巨頭となりつつあります。
北海道のお米の味、お試ししてみるのもいいかもしれませんよ。
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