高知県でうつぼの料理が有名だということをご存知ですか?
うつぼはウナギ科の海水魚です。
水族館で見たことのある方もいるかもしれません。
あまり食べるイメージのないうつぼの生態とその調理法などをあわせてご紹介していきます。
品名 | うつぼ |
---|---|
都道府県 | 高知県 |
ジャンル | 海産物 |
食べた場所 | 高知市内の居酒屋 |
旬の時期 | 10月末~3月 |
目次
唐揚げを食べた感想!
というわけで、高知市内の居酒屋にて、うつぼの唐揚げを発見!
実際に味わってみました。
食感はサクッと、身はふわふわっとしていてとっても美味しい!
クセや臭みは全然なく、よく噛むとほんのり甘みが感じられます。
レモンを搾るとさっぱり、塩で食べるとさらに甘みが引き立つ感じですね。
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うつぼの生態、どんな魚?
うつぼは温暖な海の浅瀬に生息しています。
ウナギやアナゴのように細長い体をしていますが、見た目がかなりかわいくありません。
体長は80㎝~1mほどですが、大きいものだと4mにまでなるものもいます。
体の黒と黄色にまだらな網目模様がまた存在感を増します。
性格は臆病ですが、自分より大きい生き物には威嚇する姿勢をとります。
尖った鋭い歯に強いあごの力。噛みつかれたら大変なことになります。
その見た目と危険性から「海のギャング」とも言われています。
海の中にウツボを食べようとする天敵がいないのです。
漁の邪魔ものだったうつぼ
高知県をはじめとする四国や和歌山など、一部の地域でしか食べられることのないうつぼ。
漁をしていても仕掛けをかみちぎってしまう厄介物でした。
しかし高知の漁師はたくましかった。
こんなに獲れるなら食べてやろうとなったわけです。
しかし食べてみると意外なほどおいしい。
いまでは、高知県内ではカツオに並ぶほど人気の高い魚なんです。
ただし、ウツボの種類によっては毒があるものもいる上に、さばくのが難しく、ハモのように骨切りをしないとおいしく食べれません。
自分で釣って調理には向かないので注意しましょう。
調理法は?どうやって食べる?
うつぼはその見た目とは裏はらに、とてもおいしいうつぼ。
高級料亭でも提供されるくらいです。
しっかり骨切りをして薄く切って盛り付けるとまるでふぐ刺し。
ほんのりと甘くて弾力のある噛み応えをしています。
うつぼをたたきにして食べることも一般的です。
新鮮なうちに食べるさしみ、さばいたあと寝かせるたたきです。
寝かせることで身がやわらかくなります。
焼き上げるとふわっともっちり。
うまみは刺身の時より濃く感じます。
食感が鶏肉に近いという人もいるくらいなので、から揚げにしてもおいしくいただけます。
味付けは醤油ではなく塩でするのがおすすめ。
ウツボの甘さをより引き出してくれます。
高温でさっと揚げると食感がサクッと身はふわっとして絶品です。
通販はできる?
うつぼは、ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は高知県で食べられている海のギャング・うつぼの生態とその味と調理法についてご紹介しました。
見た目は怖いですが味は抜群。
ゼラチン質が豊富でたんぱく質・カルシウムも獲れるうつぼは健康にもいいんですよ。
「うつぼは妊婦に食わせろ」という言葉があるくらいです。
現地に行く機会があればぜひお試しください。
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