宮城県の名産品「フカヒレ」を知っていますか?
言わずと知れた高級食材。気仙沼という産地も有名です。
ではなぜ気仙沼がフカヒレの産地となったのでしょうか。
今回は、フカヒレの製造工程からその歴史まで、合わせてご紹介していきます。
品名 | フカヒレ |
---|---|
都道府県 | 宮城県 |
ジャンル | 海産物 |
原材料 | サメ類のヒレ |
購入した場所 | 仙台駅 |
目次
食べた感想
というわけで、仙台駅にてフカヒレの姿煮を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
きめ細かさを感じられる、トロッとした食感がいいですね~。
あんの旨みがよく染みています。
ふかひれ自体に味は無いものなので、自分好みにアレンジしながら食べるのも良さそうですね。
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フカヒレの製造工程
ひとつひとつ大きさや形が違うヒレは機械で加工することができません。
そのため手作業で皮を取り、余分な軟骨や肉も取り除かれています。
さらに表面のごみやぬめりを丁寧に洗い、乾燥させます。
工程がいくつもあり、時間もかかるうえに出来上がる量はほんのわずか。
それがフカヒレが高級食材たる所以なのです。
フカヒレのフカとは?
フカヒレがサメのヒレを乾燥させたものであることはよく知られています。
では、なぜ「フカヒレ」と呼ぶのでしょうか。
「フカ」感じで表すと「鱶」と書きます。
これは昔に使われていた言葉で、大きいサメを指す俗称なんです。
いまでは「フカヒレ」の「フカ」くらいしか目にすることはありません。
「フカヒレ」はそのまま「サメのヒレ」という意味なのです。
はじめは金銀に匹敵する存在だった!
フカヒレが日本で食材として流通し始めたのは意外と古く、江戸時代にはあったといわれています。
その頃は加工して食べる目的ではなく、中国への輸出品が主な使い道でした。
中国ではすでに高級食材として認知されていたフカヒレ。
日本では漁をしていると、時折一緒に獲れるものという位置づけで仕方なかったため、食べるよりも貿易品としてお金になるものだったわけです。
そしてその漁場が宮城県気仙沼でした。
加工されるのは主に「ヨシキリザメ・モウカザメ・アオザメ」の3種類。
マグロ漁をしているとそのマグロを狙って、今も昔もたくさん獲れるそうです。
そのため、今ではサメを獲るための漁を行っています。
サメの身も地元では販売されていたり、かまぼこなどの加工品として使われているんですよ。
姿煮以外の食べ方
フカヒレと言えば姿煮が一番ポピュラーですが、他にもさまざまな食べ方があります。
まずはフカヒレ丼。
姿煮の状態のものをそのままご飯を盛ったどんぶりに乗せているものや、アワビやエビなどの他の海産物と一緒にあんかけにしたものなどがあります。
中華料理店で姿煮を頼むよりは敷居が低いので観光でも入りやすいと評判です。
あんかけならフカヒレラーメンもおすすめです。
あんかけ醤油ベースのラーメンにどどんとフカヒレ。
こちらもランチにピッタリのメニューとなっています。
他にも、フカヒレをネタにした寿司なんてのもあるんですよ。
通販はできる?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は宮城県の気仙沼が有名な「フカヒレ」についてご紹介しました。
フカヒレは現地までも行かなくてもお寄りよせも可能となっています。
調理が不安な人は姿煮やラーメンなど、すでに調理されたものを選ぶといいでしょう。
「おうちにいながらちょっとリッチなごはん」なんてのもたまにはいいかもしれませんよ。
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