岐阜県で食べられる「高山ラーメン」というご当地ラーメンをご存知ですか?
カップ麺となってスーパーやコンビニで見かけることもあるので味を知っている方も多いかもしれません。
具体的にどんな特徴があるのでしょうか。
今回は、高山ラーメンの特徴とその発祥のお店、全国区になった話題の映画についてご紹介していきます。
品名 | 高山ラーメン |
---|---|
都道府県 | 岐阜県 |
ジャンル | ラーメン |
食べた場所 | 自宅 |
目次
どんなラーメンなの?
高山ラーメンは鶏ガラベースのあっさり醤油味で、麺は極細のちぢれ麺を使っています。
そしてほかのラーメンと何よりも違う特徴は、スープが鍋で煮込まれているということです。
普通のラーメンは、魚介や動物の骨や野菜などをからとったスープを注文があってから丼ぶりの中へ入れてかえしを合わせていきます。
それが高山ラーメンは鍋にどちらも一緒に入れて煮込んでいるのです。
味がすでにできあがっているので、醤油ラーメン・味噌ラーメンなどの種類はなく、「中華そば」として一つの味のメニューで営業している店が多いです。
食べた感想
というわけで、高山市内のスーパーで高山ラーメンを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
今回購入したのは、豆天狗の飛騨高山ラーメンです⇩
見た目はきれいな濃い色をしたスープです。
スープの味は、独特のコクが出ていてとってもまろやかで、ちぢれ麺とよく合い美味しいです。
日本人が好きな、うまみを感じられる美味しいラーメンですね。
次、高山に行った際は、現地で味わいたいですね~。


他の岐阜県の特産名産はこちら⇒岐阜県の特産名産
特産名産ランキングはこちら⇒ご当地特産名産ランキング!!!
元祖のお店は屋台からはじまった
高山ラーメンの元祖は、市内にある中華そばのお店「まさごそば」といわれています。
お店が開業したのは昭和13年、屋台から始まりました。
元は東京で料理修行をしていた初代。
戦時中は海軍の兵長としてで厨房を任されていたそうです。
復員後は高山で料亭で働く傍ら、夜は屋台をはじめたというから驚きです。
2008年に火災に見舞われ、長い間お店を締めた状態でした。
その味を惜しむ声が後を絶たず、今は2代目・3代目が切り盛りしています。
お店では飛騨ネギを自家栽培していて、注文が入るたびにネギはその都度刻まれています。
そのため風味が飛ばす新鮮な状態で味わることができます。
お店では中華そば一本で営業しているのに、卓上にはなぜかお酢があります。
餃子につかうでもないのになぜ…?
と思ったら、それをスープに入れて味を変えるためだそうです。
スープは鍋の中で完成してしまっているため、営業から時間が経つと煮詰まり濃くなってしまう特徴があります。
そのため味を引き締めたい人のために置いてあるんです。
あの映画にも出てきた…?
深海誠監督の映画「君の名は」に出てきた主人公が住む町「糸守町」は架空の町なのですが、飛騨がモデルになっているといわれています。
そして実際に瀧が三葉に会おうと糸守町を探すために飛騨・高山へ足を運んでいます。
作品の中に出てくる「吉野」というお店は実在しません。
ですが、2018年には映画とコラボしてラーメンチェーン店の「麵屋 和香葉」が期間限定で全国販売したこともあります。
ご当地まで行かずともあの味が食べられると喜んだ映画ファンも多くいました。
今でも高山駅周辺には聖地巡礼と一緒に高山ラーメンを食べようと訪れる方が後を絶ちません。
通販はできる?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は、ほかでは見ない煮込みスープが特徴的なラーメン、「高山ラーメン」をご紹介しました。
ちなみに、高山では「そば」というと「中華そば」を想像するそうです。
一般的な蕎麦を言いたいときは「日本そば」と言った方がよさそうですね。
他の岐阜県の特産名産はこちら⇒岐阜県の特産名産
特産名産ランキングはこちら⇒ご当地特産名産ランキング!!!