海のない長野県で獲れる「信州サーモン」を知っていますか?
サーモンと言えば海の魚のはずです。
なぜ長野県で獲ることができるのでしょう?
今回は、信州サーモンとはどんな魚なのかご紹介していきます。
品名 | 信州サーモン |
---|---|
都道府県 | 長野県 |
ジャンル | 海産物 |
購入した場所 | 長野駅 |
旬の時期 | 通年 |
目次
信州サーモンとは?サーモンとの違いは?
信州サーモンは養殖によって誕生した魚です。
ニジマスの雌とブラウントラウト(マス)の雄を交配しています。
長野県水産試験場で10年にもおよぶ歳月をかけて生まれました。
この魚は卵を産みません。
ですので、1代のみにしかなりません。
子孫を残すために産卵を行わないので、その分出荷も早く、エネルギーが身に凝縮する特性があります。
じゃあサーモンとは全くの別物なのかとなりそうですが、そうとも言えません。
なぜならサケとマスには生物学的に区別がないからです。
海に降りるものをサーモン、川で生活を続けるものをトラウトとする場合も多いからです。
実際、銀ザケ・紅ザケと呼ばれて販売されているものもマスだったりするくらいです。
食べた感想
というわけで、長野駅にて、信州サーモンの燻製を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
色は鮮やかなピンク色をしています。
味わいが深く、身が締まった感じの歯ごたえも良いですね。
淡水魚なのにまったく臭みなどはありません。
次は、現地でお刺身も食べたいと思います。


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アニサキスは大丈夫?
しっかり管理された養殖場で育てられているため、寄生虫の心配はないと言われています。
実際、これまで見つかった報告例は無いそうです。
通常のサーモンは刺身でいただくとなると、アニサキスが心配になるところですが、信州サーモンなら安心というのも魅力の1つですね。
海なし県でも地元の魚が欲しい!
海なし県の長野で獲れるといえばどうしても川魚になります。
一時はニジマスの生産が大規模に行われていました。
しかし、他県でも同じように生産は行われていたため、あまり需要は伸びることはなかったのです。
それでもホテルや飲食店では、地元の新鮮な魚でおもてなしをしたいというニーズは高まっていきます。
もともと肉質がよく、育てやすいニジマスと相性の良かったブラントラウトから生まれた信州サーモンは、愛・地球博で日の目を見て上場の評判を得ることができました。
味わってみて!長野県の魚の味
信州サーモンは焼いても揚げてもおいしく頂けるお魚です。
が、一番の人気はなんといってもお刺身のようです。
脂がのりに乗ったぷりぷりの身は、味が濃いうえに口の中ではとろけてしまうそう。
脂が苦手な方はちょっとあぶってみると身がすこし締まって食べやすくなりますよ。
刺身以外でも、肉厚なのでそのままステーキのように焼いてもまた絶品のようです。
通販はできる?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたか?
今回は、長野県がおもてなししたいという心が生んだ信州サーモンをご紹介しました。
歳月をかけて生まれ、今ではアジア諸国にも輸出されているグローバルな魚なんですよ。
それほどサーモンは世界中で愛されているんですね。
地元でいただくこともできますし、お取り寄せも可能なのでぜひ味わってみてください。
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