”ビタミンちくわ”をご存知でしょうか?
今回は、長野のソウルフードでもある、ビタミンちくわの歴史、特徴などについてご紹介させていただきます。
目次
ビタミンちくわとは?
”ビタミンちくわ”(通称:ビタちく)が販売されているのは主に北陸3県(石川県・富山県・福井県)と新潟県、そして長野県です。
特に長野県ではソウルフードとも言われ、大人から子供までみんな大好きな食べ物です。
どこの家庭にも1袋は冷蔵庫に置いてあるそうです。
近年では日本テレビ系列の「秘密のケンミンSHOW」でも”ビタミンちくわ”が紹介され全国でも一躍有名になりました。
そもそもなぜ海のない長野県で”ちくわ”なのでしょうか?
調べてみると、以下のことが分かりました。
大正時代に石川県の能登半島沖で製造会社のスギヨが脂ザメを原料に、ちくわの生産を始めたそうです。
ただ当時は交通の便が悪く、海のない長野県では新鮮な海産物は貴重でした。
そこに目を付けたのが、初代スギヨ社長の”杉野作太郎”です。
保存が効くようにちくわの穴に塩を詰め、長野県へ運んだそうです。
長野県では新鮮な海産物は物珍しかった為、飛ぶように売れたとのことです。
また戦後の栄養不足に悩む消費者に、サメの肝臓から抽出したビタミン脂を配合したビタミンちくわが大ヒット商品となりました。
これが長野県でビタミンちくわがソウルフードとなるきっかけとなったようです。
長野県のヤマヨのビタミンちくわには、健康的な肌を保つために欠かせない栄養素のビタミンA、細胞の酸化を防ぐため、老化防止にも効果があるビタミンEが豊富に含まれており、長野県民の平均長寿が男女共に長いことに一役買っているのではないでしょうか?
(2021年平均寿命 長野県 男性:2位、81.75歳/女性:1位、87.67歳)
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
3本あたり217kcal
賞味期限は?
製造から9日
食べた感想
というわけで、長野市内のスーパーにてビタミンちくわを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
今回はチーズちくわの天ぷらとサラダの付け合わせにして食してみました。
通常の2倍以上もするビタミンちくわ。
さすが生で食べても食べ応えがあり薄味なのでそれがまた食べやすい。
もう一番美味しかったのはチーズちくわ!!これは家族全員から高評価。
穴が大きいから通常よりもチーズを大きく切って入れられるので、チーズの量とちくわが口いっぱいに広がっていうことなし。
揚げてるからかチーズもトロリ~。
もう一回食べたい~!!
通販で買える?
クックパッドなどのレシピサイトにも”ビタミンちくわ”専用レシピがあるので、美味しさの為、健康の為に一度は挑戦してみるのもよいと思います。
また今は楽天市場やアマゾン・ペイペイモールでも購入できるので、気になった方はいかがでしょうか?(スギヨ ビタミンちくわ(徳用3本入) 3本X5袋 ¥2,066)
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