長野県の有名な漬物である野沢菜漬け。
全国的に見かけるので、食べたことある方は多いですよね?
でも原料の野沢菜がどんな野菜であるかは知らないかも。
今回は、日本三大漬け菜である野沢菜の由来や歴史、野沢菜漬けと天ぷらを食べた感想などについてご紹介させていただきます。
品名 | 野沢菜 |
---|---|
都道府県 | 長野県 |
ジャンル | 野菜、漬物 |
食べた場所 | 長野市内のホテルの朝食 |
旬の時期 | 11~2月 |
目次
食べた感想
というわけで、長野市内のホテルの朝食で野沢菜を発見!
実際に味わってみましたー。
今回食べたのは、野沢菜漬けと天ぷらです⇩
天ぷらは、衣のサクッと、野沢菜のシャキッと、両者の食感が絶妙に合わさってとても歯ごたえがいいです。
野沢菜漬けは、シャキシャキした食感と、サッパリとしたしょっぱさが安定して美味しいですね。
ご飯のお供にはもちろん、お酒のつまみとして良さそうですね~。
天ぷらは初めて食べましたが、お気に入りになったので、また家でもやってみたいと思いました!


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野沢菜とは?由来や歴史
アブラナ科アブラナ属に属する二年生植物で、野沢菜漬けに使われている日本三大漬け菜の1つです。
高菜にも似たその姿、ですが野沢菜は長野県のある地域の特産品となっています。
長野は野沢温泉村で作られていたことが、名前の由来です。
この地域限定というわけではなく、その周りも含めて広く栽培されるようになったこともあり「信州菜」と呼ばれることもあります。
作られ始めたのは1756年のこと。
野沢温泉村の健命寺住職が、京都より天王寺蕪の種子を持ち帰り植えたのですが、気候風土の違いからか蕪は大きくならず葉っぱばかりが大きくなったそうです。
そこでその葉を利用し始めたのです。
今、この地域で育てられている野沢菜は天王寺蕪の子孫ということではなく、西洋系の一種のようです。
シベリア経由で入ってきたこちらは耐寒性に優れているため、長野の寒さでもすくすくと育つのです。
漬物用として育てられることが多いですが、根元にある小さなカブ状の根を食べることもあります。
漬物用として収穫された後の、根から伸びてきた新しい芽が食べられることも。
「とうたち菜」という名前で呼ばれるものがそれです。
野沢菜漬けの種類
野沢菜漬けには新漬け・古漬と2種類あります。
新漬けとは浅漬けの事、数日間つけ汁に漬け込んだ、それはきれいな緑色でシャキシャキとした食感がおいしいお漬物です。
一般に見かけるのは新漬けの方ですね。
ただ現地に行けば、古漬けと出会うこともできるでしょう。
塩漬けでじっくり漬け込まれた古漬けは、べっ甲色をしています。
乳酸発酵しており、より複雑で奥の深い風味豊かな味わいとなるのです。
長寿の秘密?!
長野は長寿日本一・ガン死亡率が低い県と言われています。
普段のお食事で乳酸発酵された野沢菜漬けを食べているのですから、ブームとなる以前より菌活をしていたわけです。
だからこそ塩の消費量日本一・つまり塩分取り過ぎながら長生きしててという、不思議な現象が起きているのですね。
雪深い地域ですから、保存食をたくさん作っておかねばならないわけで、塩やみそ・砂糖といった調味料は野沢菜漬けを始めとする冬のたくわえにこそしっかり使われているのでしょう。
野沢菜漬けは長野の人の健康も支える特産品なのですね。
通販はできる?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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