「駒ヶ根ソースカツ丼」を知っていますか?
いまでは全国各地でさまざまなソースカツ丼があることが知られていますね。
そんななかでも長野県で親しまれている駒ヶ根ソースカツ丼はご存じですか?
今回は、駒ヶ根ソースかつ丼の発祥や歴史、特徴などをご紹介します。
目次
駒ヶ根のソースカツ丼ってどんな食べ物なの?
ソースカツ丼というだけあって、駒ヶ根で食べられているカツ丼は卵でとじられたタイプのカツ丼ではありません。
どんぶりに白いごはんを盛り、その上には千切りのキャベツ。
そしてその上にメインの豚ロースのトンカツが乗せられます。
トッピングはなにもありません。
シンプルにご飯・肉・キャベツを楽しむためです。
トンカツは秘伝のソースをくぐらせてあるので衣は茶色に染まっています。
甘いソースの味が染みたトンカツとしゃきしゃきのキャベツは相性抜群!
まさにごはんをかきこみたくなるどんぶりです。
いつ頃から食べられているの?
ソースカツ丼の由来は諸説あります。
一番有力なのは昭和の初めのころ、赤穂駅(現在の駒ヶ根駅)の駅前のカフェで出されたのが始まりだと言われています。
当時は洋食が各地でブームになっていました。
その人気にあやかり、お店でも洋食を提供しようと東京からわざわざコックを呼び寄せたのです。
そのコックはカツライスを元に、洋食になじみがまだない人にも食べやすすソースカツ丼を考案しました。
洋食の味を馴染みのあるどんぶりでさらに箸を使って食べれるということもあり、一気に地域に広まっていったそうです。
現在でも地域に愛される味
ご当地メシブームも相まって、駒ヶ根ではソースカツ丼で地域おこしをおこなっています。
「駒ヶ根ソースカツ丼会」が誕生し、他のソースカツ丼と差別化を図り独自の味を守っています。
市内の44のお店でソースカツ丼を楽しむことができます。
4月27日は年に一度の「駒ヶ根ソースカツ丼の日」です。
この日は駒ヶ根ソースカツ丼会が設立された日です。
それぞれのお店でカツ丼が割引になったりエコバックがプレゼントされるなど、キャンペーンが実施されました。
食べた感想!
というわけで、長野駅の明治亭 長野駅店でソースカツ丼を味わってきました~。
こんな状態で出てきます⇓
ボリュームのすごさに圧倒されながらも、まず一口...美味しい!
サクッとした食感も残しつつ、たっぷり甘めのソースが絡んだカツでご飯がどんどん進みますね~
ソースは甘めながら少しスパイシーな感じもして、濃厚ながら食べやすい。
最初は普通のとんかつソースを想像してたから、いい意味で裏切られた感。
キャベツでお口をリセットしながら、あっという間に完食しちゃいました。
通販も可!お店でも自宅でも味わえるご当地の味
駒ヶ根ソースカツ丼会では現地で味わえるソースカツ丼のお店を紹介しているほか、特製のソースの注文を受け付けています。
会で公式として扱っているソースを作っているのはなんと養命酒製造(株)なんです!
そもそも養命酒の製造が長野県だったことが縁なのですが、あの養命酒が作るソースですからなんだかすごく体によさそうな気がしてきてしまいます。
ソースだけあれば気軽に自宅でもソースカツ丼を楽しむことができそうですね。
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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