石川県は金沢市は、日本三大和菓子処の一つです。
お茶席に合うものをとたくさんの和菓子屋がしのぎを削ってきた歴史があるのです。
そんな石川県で愛される銘菓の一つが柴舟。
今回は、柴舟の歴史や特徴、カロリーや賞味期限などについてご紹介させていただきます。。
目次
柴舟の特徴
柴を売るために犀川や浅野川を行き来していた川舟、それが柴舟です。
はみ出るほどに積まれた柴、その舟をほっかむりをして竹ざお1本で巧みに操っていた船頭さんの姿は金沢では日常的な光景でした。
その舟に似せて仕上げられた生姜煎餅が柴舟なのです。
今では、どちらの川も水量が減ったこと・柴の需要が無くなったことから廃れてしまった習慣です。
ですが石川の伝統銘菓として今も尚、受け継がれているのはすばらしいことですね。
煎餅に塗られているのは生姜と砂糖を混ぜたもの、国産の生姜・厳選されたお砂糖がたっぷりと使われた高級品です。
生姜だれの製法は創業以来変わってはいません。
甘くて、それでいてさっぱりとした口当たりと上品な雰囲気がずっと愛されてきたのでした。
柴舟の製造方法
まずは煎餅作りから始まります。
一晩寝かせた生地を型に流し込み鉄板で挟んで回転させながら、じっくりと黄金色に焼き上げます。
まだ熱い状態で少し丸みを付けて、柴舟だからこその反った形を作り上げるのです。
型からはみ出したみみを取り除いて形成・検品し、冷まします。
しょうがだれをたっぷりとつけたら、乾燥機の中で一晩乾燥させて、一つずつ個包装されようやく出来上がりです。
柴舟の種類
柴舟を作っている会社はいくつかあり、それぞれの味を楽しめます。
通常とは違った味も楽しみたいという方は、抹茶味の抹茶柴舟や真っ黒の色味がインパクト大の黒しば舟も良いでしょう。
黒しば舟は食べた時のインパクトも抜群です。
生姜の使用量は普通の柴舟の2倍、大人の辛みが味わえるのです。
ご家庭でお手軽に楽しめる一口サイズの「小柴舟」もあります。
大切な方には金箔入りの「箔のかおり」。
バリエーション豊富で、お好みに合わせて選べるのもうれしいですね。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
1枚あたり47kcal
賞味期限は?
製造日から100~120日
食べた感想
というわけで、金沢駅にて柴舟を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
袋を開けると凄い生姜の香りがします。
回りを生姜風味の砂糖衣で覆っていて、口に入れるとサクッと少し硬い食感。
お味は、思っていたよりも生姜がいっぱい入っている感じで舌がピリッとしました。
後味にも生姜の苦みが残るのが印象的でした。


通販で買える?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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