全国的に有名な大手メーカー伊藤ハム、その本社は兵庫県西宮市にあります。
そして、この辺りの地域でのみ販売される製品が存在しているとか。
今回は、ポールウインナーのカロリーや賞味期限、食べ方についてご紹介させていただきます。
目次
ポールウインナーの販売地域
近畿2府4県で全体の販売金額の90パーセント以上を占めるとか、ポールウインナーは地域の特産品と呼んでもよいでしょう。
関西の方は懐かしの味、冷蔵庫には必ずといってよいほどありましたし、父親がお酒のつまみとして食べる姿にあこがれを感じてたかもしれません。
1965年から90年ごろまでは学校給食にも出されていたということですから、お子さんからお年寄りまで誰もが知る味なのです。
とはいえなぜ全国区となっていないのか?
その理由ははっきりとはしていないものの、魚肉ソーセージの存在こそが箱根越えを阻んでいるのではないかといった説はあります。
ポールウインナーは、魚肉ソーセージと見た目も似ていますが材料が違います。
こちらは豚肉・マトン・牛肉が入っており、れっきとした肉のソーセージなのです。
だからこそというのか、魚肉ソーセージよりもお値段高めです。
それもまた箱根越えできなかった理由なのかもしれません。
ポールウインナーの歴史
ポールウインナーというのは略称、正式には「ロイヤルポールウインナー」と言います。
ロイヤルが付いて、更に高級そうな装いとなりますね。
生まれたのは1934年のこと、戦前にもソーセージはあったものの、豚や羊の腸に詰められたそれは、今ほど衛生管理も技術もしっかりしていなかったので、バクテリアが繁殖することも多く取引先より返品されることがたびたびあったようです。
そこで温度管理を徹底し、セロハンで包むことでより安全に・そしてしっかりと旨味を引き出して味にこだわったものをと作り出したのが初代だったそうです。
その当時はセロハンウインナー。
現在のポールは「棒状の」という意味合いがあります。
1本5銭だったポールウインナー。
昔から、パッケージも主な原材料も変えられることなく、今もずっと同じ味が提供されてきています。
ポールウインナーの食べ方
もちろん食べ方は自由です。
そのままかじるもよし、薄く斜めスライスして炒めたり、ホットドッグのウインナー代わりに入れたりと、昔からのものだからこそ皆さんが独自にお馴染みの味を作り上げているのです。
東京に来た関西出身者にお土産として渡せば、泣いて喜ばれるかもしれませんよ。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
1本あたり76kcal
賞味期限は?
製造日より約1ヶ月
食べた感想
というわけで、兵庫県内のスーパーにて、ポールウインナーを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
美味しい!
味は濃い目で、しっかりとお肉の旨みを感じられます。
手軽に食べられるのに、食べごたえも感じられる。
そのままでも美味しいし、焼いても美味しい!
これは全国で販売を始めてほしいですね~。
通販で買える?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれどなかなか行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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