パール柑とは何か、ご存知ですか。
あまり耳慣れない言葉ですが、「パール柑」と聞くと真珠のようにつやつやしたミカンかなというイメージです。
でも実際はどんなミカンなのかな、と少しきになったので調べてみました。パール柑
今回は、パール柑の旬の時期や栄養成分とカロリーなどについてご紹介させていただきます。
品名 | パール柑 |
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都道府県 | 熊本県 |
ジャンル | 柑橘類 |
購入した場所 | 天草市内のスーパー |
旬の時期 | 2~3月 |
目次
パール柑とは?
パール柑と聞いてイメージするのは、真珠のようなつやつやした輝きを持ったミカンかな、という感じでしょうか。
では実際どんなみかんなのでしょう。
パール柑は実は熊本県天草付近で生産されている、ブンタンの一種である大橘(おおたちばな)の事です。
ブンタンといえば、厚い皮と黄色い果肉、さわやかな酸味と香りが印象的です。
パール柑の栽培の歴史は古く、熊本県の天草地方にあるパールライン付近で多くの農家で栽培されていました。
そのことから「パール柑」と名称がつけられたそうです。
買ってきました!実食レポ!
というわけで、天草市内のスーパーにてパール柑を発見!
実食するべく購入してみました。
断面を見たかったので、縦に割ってみました。
皮の分厚さが分かりますね。
大きくて食べ応えがありそうです。
お味の方は、ちょうどよいさわやかな酸味と甘みのバランスがたまりません!
歯応えと、一粒一粒がプチプチとはじける食感も良いですね。
さっぱりとした味で、食べた後のさわやかさはたいへん後を引きます。
パール柑の収穫時期と旬
パール柑の収穫時期は1月から2月にかけて最盛期を迎えます。
旬は2月から3月にかけて食べごろを迎えます。
でも贈り物としても大変人気があるようで、お歳暮などでも利用され全国へ発送されています。
実際は農家さんが12月も忙しいところが多いそうです。
出荷には厳格な基準があり、糖度11.5度以上のものがパール柑として出荷されています。
パール柑の歴史
パール柑の栽培の歴史はたいへん古く、熊本県では明治時代にはすでに栽培が始まっていたといわれています。
パール柑の名称は熊本県天草のパールライン付近で栽培されていたことが由来となっていますが、パール柑という名称そのものは熊本県でのみ使用が許されています。
1992年に「大矢野有機農産物供給センター」では安全な農産物の生産を目的として、生産者農家が中心となって設立されました。
そのセンターを拠点に、安全のため化学農薬の使用減量、品質向上のため土壌分析や糖度検査など実施しています。
パール柑の栄養成分とカロリー
パール柑には、疲労改善に役立つビタミンB1をはじめ、体を維持するために必要なミネラル(カルシウム、亜鉛、リン、カリウムなど)も含まれています。
もちろん抗酸化作用が期待できるビタミンCも含んでいます。
大きいのでカロリーが気になるところですが、100グラム当たり38キロカロリーと言われています。
またパール柑を置いておくだけでも柑橘の香りに癒される効果もあるようです。
パール柑のおいしい見分け方
パール柑はブンタンですが、選び方がわからないという方もいることでしょう。
そこでおいしいパール柑の選び方を調べてみました。
パールのごとくツヤがあるもの、表面が黄色くなっているものを選ぶとよいようです。
そして3月が一番おいしいとか。
ブンタンは皮が厚いのではぎにくいですが、一筋どこかにナイフで切れ目を入れれば、意外と簡単に皮はむけます。
また頭の部分をそいでから少しずつ切り目を入れていく方法もあります。
中の皮も厚いのですが、内側の筋をのけると果肉が簡単に出てきますよ。
ビニールに入れて密閉し冷蔵庫で保管していれば5月くらいまで食べれるということです。
パール柑は通販で買える?
パール柑は楽天などの通信販売で購入することも可能です。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーから楽天市場での検索結果をチェックしてみてください。