博多のお土産と言えば、博多通りもんを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
お土産で食べたことがあると言う人も多いはずです。
博多のお土産として人気で、福岡市内の駅や空港、デパートなどで購入することができます。
今回は、博多通りもんの特徴や発祥、値段やカロリーと賞味期限についてご紹介します。
品名 | 博多通りもん |
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都道府県 | 福岡県 |
ジャンル | 和洋折衷のお菓子 |
製造者 | 株式会社 明月堂 |
原材料 | 白生餡(隠元豆)(国内製造)、砂糖、小麦粉、バター、マルトース、卵、水飴、加糖練乳、脱脂粉乳、生クリーム、蜂蜜/トレハロース、膨張剤、香料、(一部に乳成分・小麦・卵を含む) |
賞味期限 | 製造日から約50日 |
カロリー | 1個あたり115kcal |
購入した場所 | 福岡空港 |
お値段 | 5個パック入 620円(税込) 6個入 810円(税込) 8個入 1,100円(税込) |
目次
博多通りもんの特徴
博多通りもんといえば博多土産の定番のお菓子です。
しっとりとした白餡をバターとミルクが香る生地で包んだ博多通りもんは、観光客だけでなく地元の人からも長年愛され続けています。
福岡市内のデパートやお土産店では必ずといっていいほど販売されているので、福岡市内以外ではなかなか手に入らないということに驚く地元の人も多いそうです。
白餡をほんのり甘い生地で包んだお菓子は全国各地のお土産にもありますが、博多通りもんの特徴は、しっとりとした薄い生地にあります。
和洋折衷のお饅頭は生地がぱさぱさとしがちですが、博多通りもんの生地はしっとりと中の餡に密着していて、ぱさぱさしていません。
そのため、口に入れた瞬間に生地と餡を一緒に味わうことができるのです。
買ってきました!実食レポ!
というわけで、福岡空港にて博多通りもんを発見!
今回購入したのは、「博多通りもん 6個入り」です。
このパッケージは、通りもんの名前の由来となった博多どんたくで練り歩く人だったんですね。
むかーしお土産にもらって食べて以来、久々の博多通りもんです。
では、いただきますっと一口・・・うん、やっぱりおいしい!
じんわりと練乳とバターの風味が口の中に広がり、まろやかでとろけるような上品な美味しさです。
やわらかい白餡としっとりした皮が、舌の上でとろけるような食感も絶妙です。
和洋折衷のお菓子なので、日本茶はもちろん、コーヒーや紅茶にも合うでしょうね。


博多通りもんのお値段は?
5個入り:620円
6個入り:810円
8個入り:1,100円
12個入り:1,650円
16個入り:2,200円
24個入り:3,390円
32個入り:4,400円
40個入り:5,500円
(全て税込価格です)
カロリーと賞味期限は?
1個当たり・・・115kcal
賞味期限は製造日から50日ほどですが、10日間ほど熟成期間を置いてから出荷するため、実質的に購入してから1か月ほどのようです。
博多通りもんの発祥と3つのコンセプト
博多通りもんは1993年に発売されたのが始まりです。
カステラや饅頭を販売していた名月堂が、1985年頃に博多を代表する西洋和菓子を作ろうとお菓子の開発を始めました。
しかし、発売当初は人気となることはあっても、ロングセラーにつながる西洋和菓子はなかなか生まれませんでした。
以前の名月堂を知っている客からは、饅頭が食べたいと言う声が寄せられ続けていたそうです。
そこで名月堂では、
・「日本中どこにも無い饅頭」「日にちが経つほどに美味しくなる饅頭」「材料は最高の物を使用」
という3つをコンセプトに掲げ、新しい饅頭作りを始めました。
このコンセプトをもとに開発されたのが博多通りもんです。
博多通りもんの由来
名月堂の人気ナンバー1商品の博多通りもんですが、名前の由来は博多どんたくにあります。
博多どんたくとは、福岡市を代表するお祭りで毎年ゴールデンウィークに開催されています。
動員数は国内最大級で、毎年多くの人でにぎわいます。
博多どんたくで人々が笛を吹いたり太鼓を叩いたりしながら練り歩く姿を、博多弁では通りもんと言うそうです。
この通りもんという博多弁から名づけられたのが、博多通りもんと言うわけです。
和洋折衷の饅頭の名前には、博多どんたくで練り歩く人々のハイカラな姿がぴったりだったそうです。
リピーター続出!美味しさの秘密
お土産やお茶菓子として人気の博多通りもんですが、長年名月堂の人気ナンバー1商品となっているのはなぜなのでしょうか。
甘さ控えめの白餡とミルクが香る生地が、小さい子どもからお年寄りまで人気だと言うこともあると思います。
さらに、他の饅頭には無いしっとり感が博多通りもんが長年愛され続けている理由ではないでしょうか。
では、そのしっとり感はどうやって産み出されているのでしょうか。
それは、焼き上げてすぐパッキングするという点にあります。
博多通りもんは、焼きあがるとすぐ袋に入れられ密封されます。
熱々の状態で密封されるので袋の中には水滴がつきます。
この水滴が7~10日の熟成期間にゆっくり生地の中へ戻ることによって、博多通りもん特有のしっとり感が生み出されるそうです。
モンドセレクション金賞受賞
博多通りもんは、2001年~2022年まで連続してモンドセレクション金賞を受賞しています。
モンドセレクションとはお菓子の品質向上を目指して開催されている、世界食品コンテストです。
世界50カ国以上の食品が毎年モンドセレクションのコンテストに出品されています。
お土産のパッケージなどで、モンドセレクションと言う言葉を目にしたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
モンドセレクションで金賞を受賞するということは、食品の美味しさが世界で認められたという証拠でもあります。
世界でも認められた博多通りもんをぜひ食べてみて下さい。


名月堂について
名月堂は1929年に煎餅の卸売りとして創業しました。
その後、1934年に店舗を構え、一般の人々にもお菓子を販売するようになります。
煎餅だけでなく、饅頭やカステラなどの販売も行い、カステラは名月堂の看板商品となったそうです。
しかし、そのカステラも長崎カステラの人気に圧され売上が減少してしまったため、名月堂は博多西洋和菓子をコンセプトに新たなお菓子の開発に乗り出します。
そこで生まれたのが、傑作まんじゅう博多通りもんでした。
試行錯誤の中生み出された博多通りもんは今や名月堂の人気ナンバー1商品となり、博多を代表するお菓子となりました。
明月堂には博多通りもんのほかにも、博多じまんや明月堂かすていら、博多っ子など様々なお菓子があります。
博多通りもんを購入する際はぜひ一緒に購入して味わってみて下さい。
博多通りもんをお取り寄せする!
博多通りもんは、楽天市場などのインターネットでも手に入れることもできます。
興味がある方は、是非お取り寄せしてみてくださいね。
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まとめ
甘さ控えめの餡としっとりミルク風味の生地が美味しい博多通りもんを紹介させていただきました。
博多を訪れた際にはぜひお土産に購入してみてはいかがでしょうか。
小分け包装されており、日持ちも3~4週間するので、お土産にぴったりです。
すごく有名な割には、福岡市内でしか購入できないので珍しく、喜ばれるはずです。
訪れる事はできないけれど食べてみたいと言う人には、通信販売がお勧めです。
ぜひ一度購入して食べてみて下さい。