宮城県のお土産の定番品「なまどら焼」を知っていますか。
そもそも全国的にも有名になりすぎて、発祥が宮城県とは知らない人かいるかもしれないですね。
有名になった商品を作っているお店と元祖のお店、どちらも宮城県のお店なのです。
今回は、榮太楼のなまどら焼のカロリーや賞味期限、特徴などについてご紹介していきます。
目次
どら焼きの新定番のなまどら焼!
生クリームを使用したどら焼きのことを「生どら焼き」といい、今では全国各地で見かけるようになりましたね。
全国的にも有名な「なまどら焼」を作っているのは「菓匠 榮太楼」というお店です。
1902年に和菓子屋として宮城県塩竃市で創業したお店です。
住所からもわかるように、「志ほかま(塩釜)」というお菓子が生まれた町なんです。
鹽竈(しおがま)神社へ奉納され、いまでも守り続ける味を作る一方で革新的ともいえるなまどら焼をも手掛けています。
発祥と売れっ子は別!?
生クリームを使用した、どら焼きを作るという発想を持った元祖は実は栄太楼ではありません。
同じく宮城県の利府町にある「カトーマロニエ」というお店なんです。
それは1987年のことでした。
ホイップした生クリームに小豆餡を混ぜ込んだ、特製のクリームをどら焼きにサンドして「生どら」という名前で提供をはじめました。
こちらのお店では、もともと和菓子・洋菓子どちらも取り扱っていたため、二つを掛け合わせる発想に柔軟だったのかもしれません。
和と洋をミックスしたありそうでなかったお菓子に地元の人がすぐ食いつきます。
そしてその評判を聞き、同じ年に隣町の塩釜市に拠点を置く榮太楼でもなまどら焼の製造販売をスタートしたのです。
栄太楼は販路も大きかったため、人気は全国へと広がっていきました。
今でも物産展やフェアで見かけることの多いなまどら焼。
榮太楼が出店していることが多いですが、元祖は別にあったんですね。
なまどら焼の種類
味わいも選べるのが嬉しい
榮太楼ではなまどら焼は通年で5種類・期間限定で4種類の合わせて9種類あります。
一番人気は「小豆」原点になった味です。
次いで「ごま」は小豆にゴマのペーストを混ぜ込んでいて黒ごまの風味を存分に感じることができます。
ラム酒に漬けたレーズンをが大人好みの「ラムレーズン」
お子様に大人気の「チョコレート」には食感のアクセントのチョコチップがクセになります。
そして四季折々の限定品には、
春限定の「苺」
夏限定の「レモン」
秋限定の「栗」
古限定の「珈琲」がラインナップしています。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
1個あたり191kcal
賞味期限は?
要冷蔵で5日間
食べた感想
というわけで、仙台駅にて榮太楼のなまどら焼を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
今回は、小豆味を購入しました。
生地はふんわり柔らかくて食感がよく、クリームもたっぷり入っていて美味しい!
生地からは、ほんのりと蜂蜜の甘さが感じられるのも印象的です。
結構食べ応えがありますが、甘すぎない上品なお味なので飽きずに食べ進められました~。
最後に
いかがでしたか?
今回は宮城県の銘菓「なまどら焼」をご紹介しました。
生クリームと合わせるという発想を得たことで、和にとらわれることがなくなったどら焼き。
挟む皮がまるでケーキのスポンジのような役割を果たし、間に様々なクリームがサンドされるので、まるでワンハンドで食べられる手軽なケーキのような存在になりました。
生菓子のため日持ちはしません。
冷凍で全国への発送は可能となっているので気になる方はチェックしてみてくださいね。
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