宮城県で誕生から一躍注目を集めた「どらぼこ」という食べ物を知っていますか?
スイーツなのか、おかずなのか、名前だけでは判別が難しいですよね。
今回は、そんな「どらぼこ」の正体と、作っているお店についておご紹介していきます。
目次
かまぼこだけどスイーツ!?どらぼことは?
どらぼこは「どらやきのようなかまぼこ」で、スイーツのような味わいを楽しむことができるかまぼこなんです。
魚のすり身とたっぷりの卵・そして小麦粉などを合わせた生地を熱いプレートで焼いているんです。
焼き上げられて並べられた状態はまさにどら焼きの皮。
間に挟められるのはあんこ…ではなく、ホイップされたチーズクリームです。
本当にすり身が入っているのか?と疑いたくなるくらいの見た目。
クリームどら焼きにしか見えません。
作っているのは蒲鉾の老舗!
どらぼこをつくっているのは「松島蒲鉾本舗」という会社です。
設立は昭和45年ですが、前進となる「須田商店」が創業したのは昭和9年のことなので約90年近くも前のことになります。
どらぼこを開発したのは、若者のかまぼこ離れがきっかけでした。
子どもがよろこんで食べてくれる水産加工品。
それがきっかけでかまぼこを食べ、一生の顧客になってほしいという願いが込められています。
松島蒲鉾本舗は、自然に恵まれた日本三景のひとつ松島の地で蒲鉾の製造を続けています。
町中には普段使いやお土産にピッタリな商品を買える直営店舗を数多く展開しており、松島には総本店と門前店・カフェなど観光に特化した店舗も備えています。
また、北海道・東北・関東・中部の百貨店などにも店舗があるんですよ。
季節ごとの限定品も楽しめる!
登場から注目を集め、メディアからの取材も多かったというどらぼこ。
通年で味わうことができる通常品のほかに、期間限定販売されているさらにスイーツ感を味わえる商品があります。
1月~5月頃まで販売されているのが「いちご」です。
宮城県産のブランドイチゴ「もういっこ」をごろごろ実残る状態でジャムにして、チーズクリームと一緒にサンドしています。
6月頃のみ販売の「ラムレーズン」。
ラム酒とウォッカに漬けたレーズンとあら刻みのレーズンをミックスし、食感が楽しめる一品となっています。
9月~10月の「和栗」
和栗をクリームにしてサンドしているのでまるでモンブランのような味わいを楽しむことができます。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
1個あたり85.4kcal
賞味期限は?
製造日より7日間(要冷蔵)
食べた感想
というわけで、仙台駅にてどらぼこを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
食べてみると、なんとなくはんぺんに近いような食感。
水産加工品なんだなというのを感じますが、魚っぽいにおいや味は感じません。
おかずやお酒のつまみではなく完全にスイーツ感覚!
しかし、甘さはとっても控えめなので、甘いものが苦手な人でも問題なく食べれてしまいそうですね。
最後に
いかがでしたか?
今回は宮城県の蒲鉾店がつくる進化系スイーツ「どらぼこ」をご紹介しました。
こちらの商品は生もののため要冷蔵で日持ちも1週間程度ととなっています。
気付いたらペロッと食べきってしまっているので日持ちは問題ないかと思いますが、持ち歩きにはお気を付けください。
一緒に名物の笹かまや、一番人気商品のお豆腐揚げ蒲「むう」などもご一緒にどうぞ。
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