宮城県の銘菓「白松がモナカ」を知っていますか?
最中だけでなく、「白松がヨーカン」などもお土産として有名ですよね。
全国区の知名度をもつお菓子。
「白松が」にはどんな意味があるのでしょうか?作っているお店も合わせてご紹介していきます。
目次
知名度は全国区の最中
白松がモナカは丸い形をした最中です。
底辺の部分だけまっすぐになっているのが特徴です。
中央には「白松」の文字が刻まれています。
薄くパリッとした皮の中に餡がぎっしり詰まっています。
餡の種類は大納言・大福豆・栗・胡麻の4種類。
最中のサイズも直径3.2センチのミニ・5.6㎝の小型・6.3㎝の中型・6.9㎝の大型の4種類をそろえています。(大型は受注生産となっています)
餡はもちろん、皮だって自家製です。
小豆や大福豆は北海道産。
皮はなんともち米を作るところから自社で行っています。
栗の栽培もおこなっているんです。
「より良い商品をより安く」という会社の信条を貫き通すお菓子作りのスタイルを感じられますね。
読み方は?うちの最中という顕示欲!
作っているのは商品名を看板にもつ「白松がモナカ本舗」です。
名前の呼び方は創業者の名前の呼び方に合わせて「しろまつ」となっています。
お菓子の呼び方は「しらまつ」でも「しろまつ」でも間違いではないそうです。
仙台市青葉区に本社を構えている、昭和7年創業のお店です。
当初は「白松菓子店」という名前でした。
いつかは白松の菓子の名を世に広めたいという思いで、商品の名前すべてに「白松が」とつけるようになりました。
この「が」は「の」と同じ意味で所有格の使われ方をしています。
「俺ら(おら)が村」と同じ使われ方ということです。
北海道民は宮城県のお菓子と思っていない?
前述したとおり、宮城県の仙台市に拠点を置く宮城県のお菓子である「白松がモナカ」ですが、北海道の札幌のお土産と勘違いしている道民も少なくありません。
昔からテレビやラジオでCMが流れていたこと。
地方局のスポンサーになっていたこと。
地元の広告の本社所在地は札幌のお店の所在地になっていたこと。
など、様々なことが影響していると思われます。
また、お店も宮城県内と札幌市内に展開しています。
それに伴い、製造工場も仙台と札幌にあるんです。
ですので仙台から札幌、またはその逆のパターンでお土産として、白松がモナカを持参することはないようにしたいところですね。
カロリーや賞味期限は?
カロリーは?
1個(38g)あたり114kcal
賞味期限は?
製造日より14日間
食べた感想
というわけで、仙台駅にて白松がモナカを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
まず、皮が香ばしくパリっとしてて食感がいいですね。
餡は上品で程よい甘さで、飽きがきにくい安定感のあるお味です。
あったか~いお茶が欲しくなる、ほっとするような美味しいモナカでしたよ。
通販で買える?
ネットショップでも購入することが可能です。
食べてみたいけれど、なかなか現地まで行くことができないという方はネットショップの利用がおすすめです。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
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