皆さんは満天の星大福というお菓子をご存知でしょうか?
満天の星大福は、日本最後の清流として全国に名高い四万十川源流域の高知県高岡郡津野町で作られている大福餅です。
実は隠れたお茶の名産地として知られている当地。
今回は、そんな津野町産の上質のほうじ茶がふんだんに使われている、満天の星大福についてご紹介いたします。
品名 | 満天の星大福 |
---|---|
都道府県 | 高知県 |
ジャンル | 餅菓子 |
製造者 | 株式会社満天の星 |
原材料 | 生あん(国内さん)、砂糖、もち米粉、乳等を原材料とする食品、水あめ、 ほうじ茶粉末、植物性油脂、ゼラチン加工品(ぶどう糖、ゼラチン、澱粉、寒天)酵素、乳化剤、香料、安定剤(加工澱粉、トレハロース、セルロース、乳酸Na、増粘多糖類)、(一部に乳製品・小麦・大豆・ゼラチンを含む) |
賞味期限 | 解凍後2日 |
カロリー | 1個あたり88kcal |
購入した場所 | 道の駅虹の森公園まつの |
お値段 | 8個入り1,296円(税込) |
目次
満天の星大福の特徴
満天の星大福は、高知県高岡郡津野町で、同町の産品を加工販売するために設立された、株式会社満天の星が製造・販売している大福餅です。
その最大の特徴は、何と言っても津野町産の上質な茶葉から作られたほうじ茶。
満天の星大福は4層構造になっていて、クリーミーな生クリームを上質な小豆餡でくるみ、その外側をほうじ茶粉がたっぷりと練り込まれた餅生地が包み込んでいます。
その上、餅生地の更に外側に、香ばしいほうじ茶粉末をこれでもかと言わんばかりにまぶしてあるのです。
一見すると茶色い大福餅に見えるのは、このほうじ茶の粉でまんべんなく覆われているためです。
大福餅にほうじ茶とは意外な組み合わせですが、香ばしくほろ苦いほうじ茶の風味が癖となる人が続出しており、高知県に誕生した新たな銘菓として人気を呼んでいます。
実食レポ!
というわけで、道の駅虹の森公園まつのにて満天の星大福を発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
購入時は冷凍状態だったので、常温で2時間ほど解凍してから食べました。
袋を開け中身を取り出すと、ほうじ茶の香ばしい香りがします。
パウダーがたっぷり付いているため手は汚れます。
出先で食べる時は注意しましょう!
では、いただきます!と一口・・・美味しい!!
ほどよい甘さの餡とクリームに、ほうじ茶のかすかな苦みが絶妙に合わさり、何とも言えない心地よい味わいに満たされます。
また、生地のもっちりとした食感と、ほうじ茶の豊かな香りがアクセントとなり、まさに至福のひと時!
ほうじ茶のほろ苦さを見事に活かした、大人向けの大福でした。
これを書いている時点では、今まで食べた中でナンバー1大福です。


満天の星大福の発祥
満天の星大福が作られている高知県高岡郡津野町は、四国山地の山間部にあって、日本最後の清流とも呼ばれる四万十川の源流域に位置しており、町内にある不入山が源流地点とされています。
そんな津野町は、実は隠れたお茶の名産地として知られています。
黒潮の流れに面する高知県は温暖な気候ですが、台風が上陸することも珍しくなく、年間を通して降水量が多い土地柄です。
そんな高知県にあって山間部の津野町は昼夜の温度差が激しいことで知られています。
しかし、そんな風土が、苦みが少なく味わい豊かな良質の茶葉の栽培にとても適しているのです。
どれほど良い茶葉が獲れるかと言えば、日本一のお茶の産地として知られている静岡県のお茶のブレンド用に使われているほど。
それほど上質な津野町産の茶葉は、ほうじ茶に加工されることが多く、町の名産品となっています。
そんなほうじ茶を初めとした、津野町の産品を加工販売し、魅力を知ってもらおうと2012年に設立されたのが株式会社満天の星です。
満天の星の企業目標はずばり「津野町の魅力を県内外に最大限に発信すること」。
自然があふれる素晴らしい環境の中で育った美味しいお茶を使って、満天の星大福の他にも、ロールケーキや生チョコレートなど、様々なスイーツが誕生し、製造・販売されています。
カロリーや栄養成分、賞味期限は?
賞味期限は、冷凍状態で製造日から120日、解凍後は要冷蔵で2日以内
となっています。
栄養成分は、
1個あたり、エネルギー88kcal・たんぱく質1.4g・脂質3.1g・炭水化物3.8g・食塩相当量0.3g
です。
販売されてる店舗は?
満天の星大福は、津野町にある満天の星の本社・加工所はもちろんのこと、高知市にあるアンテナショップ満天の星と、ひろめ市場店「スイーツ食堂マンテンノホシ」、香美市にある野市店「マンテンノホシ」で販売しています。
また津野町内の道の駅や、JR高知駅のキヨスク、高知空港の売店でも販売されていますから、旅行などで立ち寄った際に購入することが可能です。
通販で買える?
満天の星大福はインターネットのオンラインショップでも取り扱いがあり、全国どこからでも取り寄せることができます。
在庫状況は変動しますので、下記のバナーからそれぞれの検索結果をチェックしてみてください。
最後に
ほうじ茶のほろ苦さと豊潤な香りが楽しめる満天の星大福。
個人的には、今まででナンバー1の美味しさを誇る大福でした。
その味わいには、清流四万十川が流れる津野町の豊かな自然の魅力そのものが詰まっていると言えるのではないでしょうか?
津野町の魅力を全国へ発信するという目標そのままに、満天の星大福は銘菓としての歴史を歩み出しています。