いかの中にご飯を入れたからいかめし、インパクト大なその姿は北海道の物産展や全国駅弁大会などでおなじみとなっています。
どういったお料理なのか、改めていかめしについて詳しく調べてはみませんか。
今回は、いかめしの歴史、カロリーや賞味期限、歴史や特徴、食べた感想などについてご紹介します。
品名 | いかめし |
---|---|
都道府県 | 北海道 |
ジャンル | 郷土料理 |
購入した場所 | 道の駅「YOU・遊・もり」 |
カロリー | 100gあたり158kcal ※株式会社マルモ食品のいかめし |
賞味期限 | 駅弁だと1日、真空パックで3か月ほど |
目次
食べた感想
というわけで、北海道の道の駅にていかめしを発見!
実際に味わってみるべく購入してきました。
見た目のインパクトはデカいですよね⇓
有名だが本当に美味しいの?と最初は少し疑いながらの実食。
食べてみると、いかも柔らかく美味しいのですが、それと合うように中にお米ではなくモチ米やうるち米使用しているのがいい!
なので、弾力のあるいかにモチモチとした食感、甘い醤油ベースで味付けされているのでパクパクいけちゃう♪
まさに、日本人が好きな味付けになってますね。


いかめしの歴史とは
いかめしは第二次世界大戦中に生まれたと言われています。
戦争真っただ中、食料統制もあり今ではグルメ天国といったイメージも強い北海道も米不足・食糧不足に苦しんでいたのです。
ただその当時もいかはたっぷり獲れていたようで、だからこそ米節約のためにといかの胴体に詰め込んで炊き上げることにしたのです。
全国区で有名になったのは、やはり駅弁となったことが大きいでしょう。
函館本線森駅にて販売され、食べやすいし腹持ちもいい・持ち運びもしやすいと評判となったのです。
そのため、いかめしと言えば森駅と思われている方も多いはずです。
実際には函館地方・渡島地方などが発祥なのです。
小さな駅の駅弁が今や全国の駅弁のトップクラスに、甘辛い味付けといかのうま味が皆の口に合ったのでしょう。
いかめしのカロリーと賞味期限は?
腹持ちが良いのも当然で、100gあたり158キロカロリーもあるのです。
小さめサイズのいかめしを選べばまさに100g程度で終わりますが、定番のものを食べたら400キロカロリーほど取ることとなります。
米不足の時期に作られたものながらイカの中には米粒がぎっしり、更にはたっぷりの砂糖が使われていてとダイエット中の方にはあまりおすすめできそうにはありません。
せっかく北海道に旅行に来たから、駅弁フェアとか物産展でわざわざ手に入れたから、ということでごくたまにだけそのおいしさを堪能することにしてください。
賞味期限は、駅弁だと1日、真空パックで3か月、のようです。
通販で買える?
いかめしは、現在では真空パックバージョンの「いかめしレトルト」も売られています。
ネットショップでお取り寄せもできるので、ぜひ試してみてはいかがでしょう。
最後に
戦争中の米不足に負けることなく作られたいかめし、今や全国で愛される味となりました。
いかめしコロッケなど進化型も出てきていて、これからも歴史を重ねていくこととなるでしょう。
ダイエットを決意した方はともかく、そうでなければいかめしは自宅で手づくりもできるので試してみても良いでしょう。
昭和の時代には家庭の味だったのです。
いかの胴体から内臓を取り出し、もち米を詰めてこぼれないように幼時で止めたら醤油と砂糖と酒の入っただし汁で炊き込むだけ、圧力鍋で作ればあっという間です。
ぜひ家庭でも試してみて下さいね。